小説『ハイスクールD×D 史上最強の存在』
作者:黒鋼()

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はいどうも、更新が完全に不定期になったダメ作者の黒鋼です。

皆様の「テメェに興味なんざねぇよ、とっとと続き出せやコラ」という声が聞こえてきたら
作者泣いちゃうので本編行きます。


第7話「イッセーピンチ!?…そうでもなかった(笑)」





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刻SIDE







ある日の深夜、自宅でレンと黒歌に(性的に)絡まれていたらなんとなく変な予感がした。

漠然としすぎて詳しくは分からないのだが、イッセーがヤバそうな気がする。



………エクソシストかな? だとしたらイッセーはヤバイよなぁ…。



「レン、黒歌。今さぁ、イッセー襲われそうじゃね?(物理的に)」

「イイんじゃないかニャ? 私達もこれから刻襲うし(性的に)」



よくねぇよ。



「行くんですか?兄さん」

「行った方がイイだろ」

「え〜。 刻はここで一晩中私達と楽しむの!」

「アホ。 ンなにヤッたら死んでしまうわ!」



俺はそこで彼女たちと離れ、イッセーの気配の探索を開始する。

どうやら敵さんの結界内にいるらしく、気配を感知するのに0,05秒もかかってしまった。(←十分チート)



「そんじゃ、行ってくるわぁ」

「あ、私も行きます」

「じゃあ、私も行こうかニャ」


ん? 来るのか? まぁ、問題ねぇか。



「そうか、じゃあ俺に掴まれ」



そう言って俺は即席で移動用魔法陣を構築し、3人でイッセーの所へ向かった。










イッセーSIDE







「ゴボッ」



俺は目の前の光景に思わず嘔吐してしまった。



逆十字の格好で壁に貼り付けてある無残な遺体。

悪魔稼業で依頼を受けてやって来たのだが、意味が分からない。殺った奴は神経がイカレてやがる。



「な、なんだ、これ……?」

「『悪いことする人はお仕置きよ!』って、聖なるお方の言葉を借りたのさ」


俺に声をかけてきたのは、白髪の神父のような服を着た少年。 ん? 神父? …俺、ヤバくね?

神父(仮)は俺を見るなり、ニンマリと笑った。



「んーんー。これはこれは、悪魔くんではあーりませんか!」



あー、部長が言ってたなぁ。

ー教会の関係者にも関わってはダメよ。特に『エクソシスト』は我々の仇敵。神の祝福を受けた彼らの力は私達を滅ぼせる程よー

こういうのを最悪の状況って言うんだよな。


「俺は神父♪少年神父〜♪デビルな輩をぶった斬り〜♪、ニヒルな俺が嘲笑う〜♪

 お前ら、悪魔の首刎ねて〜、俺はおまんまもらうのさ〜♪」


何だコイツ!?頭大丈夫か!?



「俺のお名前はフリード・セルゼン。とある悪魔祓い組織に所属している末端でございますですよ。

 あ、別に俺が名乗ったからって、おまえさんは名乗らなくていいよ。

 俺の脳容量におまえの名前なんざメモリしたくないから、止めてちょ。

 だいじょうぶ、すぐに死ねるから。俺がそうしてあげる。

 最初は痛いかもしれないけど、すぐに泣けるほど快感になるから。新たな扉を開こうZE!」


ヤベェ、まったくもって意味が分からん。

でも、コイツが普通じゃない事だけはよく分かる。



「おい、お前か?この人を殺したのは?」


「イエスイエス。俺が殺っちゃいました。

 だってー、悪魔を呼び出す常習犯みたいだったしぃ、殺すしかないっしょ」



な、なんだよそれ!?そんなんで殺したのかよ!?



「あんれ? 驚いてるの? 逃げないの? おかしいねぇ、変だねぇ。

 つーかね、悪魔と取引するなんて人間として最低レベル、クズ街道まっしらっスよ。

 その辺ご理解できませんかねぇ? 無理? あーそうですか。クズの悪魔ですもんねぇ」



ダメだ、言ってることが完全に狂人だ。

そう思っていると神父が懐から、刀身のない剣の柄と、拳銃を取り出した。



「俺的におまえがアレなんで、斬ってもいいですか? OKなんですね? 了解です。

 いまからおまえの心臓に光の刃を突きたてて、このカッコイイ銃でおまえのドタマに必殺必中フォーリンラブしちゃいます!」



そう言った矢先に、神父は俺に向かって駆け出す。が、俺らの間の床に魔法陣が展開される。



まさか、部長達が俺を助けに「こんばんわーーー!!!」バキッ!「イラッシャイッ!!!」ドカァァン!!!!!



……………え、え〜と、今の状況を説明します。



魔方陣展開→そこからトキ、レンちゃん、着物着たナイスバディな猫耳美女→

トキが元気よく挨拶しながら神父の顔面にライダーキック→返事しながらブッ飛ぶ神父→

ニコニコレンちゃん&爆笑謎の美女→今ココ。



………ナニコレ、ボクシラナイ。もうカオスだよ色々と。


-7-
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