晴れて学園都市を抜け出した俺は、とある国内の公立中学校に転入した
生憎、俺には両親がいない
親戚はいるが、アテにしていない
だから自分で適当に手続きすれば何とでもなったのだ
そして学園都市を抜け出して数年、いよいよ俺は高校生となろうとしていた
最早自分が学園都市にいた事すら、忘れてしまう程今の生活に馴染んでいた
しかし…
?「そこのあなた!止まりなさい!」
後ろから声が聞こえる
?「…風紀委員(ジャッジメント)ですの」
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