小説『ハイスクールD×D 〜仮面の黒龍記〜』
作者:血濡れの紅き化身(黒龍の進む道)

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「あれから2年か………」

朝、太陽の光が窓から射し込み、
まだ少し寒気さが残る今日この頃……

俺こと黒鏡 龍牙は幻想郷のことを思い出しながら
ゆったりとベッドから起き上がり、
手早く「駒王学園」の制服へと着替える。

ーコンコン

サクヨ「ご主人様、朝食の用意が出来ました…」

「……分かった、今行く」

学校の用意を鞄に詰め込み、
上着の襟を右手で掴みながら羽織る。
そして空いた左手で鞄を持ち、自室の扉を静かに開けた。

サクヨ「おはようございます、ご主人様」

「……あぁ、おはようサクヨ」

扉の前に立っていた制服姿のサクヨに挨拶を済ませ、
俺は朝食が並ぶリビングへと足を進ませた。



………………


リビングへと続く長い廊下を歩き続ける。
…しかし毎回思うがこの屋敷デカすぎるだろ……
下手したら紅魔館より広いぞ………
そんなことを考えていると、ようやくリビングの部屋の前についたので、
静かに扉を開ける。

ーガチャ

「……おはようみんな」

白「おはようございます龍牙様」

紅「おはよう龍牙」

闇「おはよう……龍牙…」

部屋に入ると3人がいたので挨拶をしたら
白と紅と闇が挨拶を返した。
しかし、1つ声が足りないことに気づいた俺は周りを軽く見渡す。
妹紅がいないな……今日はあいつが当番か?
ちなみに、
この家には当番制なので、
いつも違う人が朝食を作るのだが……
妹紅の姿がリビングにないことから、
キッチンにいるんだろう………

俺は、妹紅が朝食を作るまでソファに座って待つことにした。
その後、座っている俺の膝に座るヤミがいたとか………

-4-
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