次の日 歩太は 田がロードワークしているところを 見つけてしまった
「あの! 田さん!」
「お… 歩太じゃねえか どうしたんだ?」
「ぼ、僕にっ! 僕にボクシングを教えて下さい!」
「……………はぁ 無理だよ。 そうだなぁ・・・
ああ、 あの不良たちノシてこい」
「え、ええええええええええええええ」
「それくらいできなきゃ ボクサーにはなれない
いや、 ボクシングすら教えてはいけない
お前の昨日のパンチなら ノすどころか
殺しちまうんじゃねぇの?」
「…とりあえず 次絡まれた時 やってみます!」
そう言って 歩太は田の前から さった