小説『自問自答』
作者:杉浦 真()

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エピソード2




前のページで、私は命を大事にするべきだといった



しかし、命を大事にする上で心に刻むべきことがあるのではないかと私は思う




それは、大人である私達が子供である幼い命を護るべきだということ






福島の子がいじめられた、ということを言ったはずだ
放射線がどうのこうので話題になった
それから、ニュースで放射線のことで色々と報道され、子供達には放射線の知識を与えた




しかし、私はそのことについて間違っていると思う
確かに子供達に放射線のことについて学習させることはいいことだと思うが、そんなことは成長する上で少しずつ学んでいくことだ



大切なのは大人がどうするか、ではないのだろうか
いじめがあるのに見て見ぬふりをする教師
見た目だけで子供を判断する大人
責任逃れをする政治家



大人がこれでどうするというのか
私はそこが疑問でならない





しかし、大人が必ずしもこうではないと私は思っている
両親がそうだ
私のことを思って叱ってくれる両親
その優しさを知っているから、私は大人にしっかりと子供を護ってほしいと願う
私はまだ高校生で社会の厳しさを知らない
だからこんなにも軽々しく言えるのかもしれないが、まだ子供の私の願いともいえる
もし、私が大人になったら、両親のような大人になりたいと思う







以上です







こういうことを軽々しく言って、本当に申し訳ございませんでした






















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