小説『ToLOVEる 俺が宇宙人で暗殺者!?』
作者:霞凪恋白()

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ー前書きー

更新、遅れてすみませんでした!!
この頃、忙しくてね・・・すみませんでした!!
今回は番外編です。
では、どうぞ!!



〜ザスティン〜
「はぁ…全くアル様は何処へ行かれたのか…」

初めまして私の名前はザスティンと言います。
一応デビルーク星王室親衛隊隊長をしています。
あの大戦からデビルーク星最強の剣士と言われていますが自分ではそうだとは思いません。
とゆうか思えません
なんたってこの星には私なんかを軽く越える剣士が居るからです。
鋭く全てを切る一本の日本刀と言われた王の幼なじみでもある、アル・フォルテ様。
彼は私を軽くあしらうほど強い。
そして私の師でもあります。
現在そのアル様を捜索中です。
だがあの人は酷い方向音痴だったはずだ。
一体何処に行ったのだ?
また以前の様に地下に居るのか?
そんな事を考えながらアル様を探していると、

「うぅ…ひっく…」

泣いている少年と出会った。

「君、何故泣いているんだい?」

私は声をかけてみることにした。

「うん…みんなに…怒鳴られたの…」

「それで?」

「それでね…みんなが…もうお前とは遊ばないって言ったの」

なるほど、みんなとケンカをしてしまった訳か。
何故か昔の私と重なった。

「少年よ」

「何?」

「少し昔話をしよう。ある少年の話だ」





ある少年が銀河一の剣士を目指しある王の兵になった。
だが少年はまだ若すぎた。
年上の兵には虐められ、嘗められた。
だがある日その少年に手を差しのべてくる人が居た。
彼は少年の頭を撫で、少年を虐めていた兵を怒鳴り着けていた。
その後に彼は、

「交流を深めるためみんなで食いもんでも食いに行くか!!」

と言った。
そのあと彼は少年を連れて兵のみんなと食事に出かけた。
少年は食事をしている最中いじめをしていた兵達に出会ってしまった。
だが驚くべき事にいじめをしていた兵は少年に頭を下げ謝罪したのだ。
少年は兵を許した。
その時、彼は少年頭を撫で、

「見てみろ。お前が自分で兵と打ち解けたんだ」

と笑顔を見せてきた。
続けて彼はある『言葉』を少年に伝えたると乱暴に頭を撫でながら笑っていた。
そのあと少年は兵と仲良くなり兵への道切り開いて行った。
あるとき少年はある噂を耳にした。
王と同等の力を持つ幼なじみが大戦に参加するとゆう噂だ。
少年は最初に彼の事を聞いたときは他の兵を格下に見たり、国民を好き勝手にするなど横暴な性格の持ち主だと思い込んでいた。
ましてや王の幼なじみだ!!
だが本人を見ると少年の予想を遥か斜め上を行っていた。
何故ならあの時少年を助けてくれた人だったのだから。
彼は少年を見るとこちらに向かってきた。
そして、

「久し振りだな」

と言ってきた。
だが少年は言葉を返せなかった。
何故なら力が強いとゆう理由だけであんな想像をしていた自分が恥ずかしかったんだろうな。
だがうつ向いている少年をお構いなしに彼は、

「そう照れるなって!!こっちが恥ずかしくなっちまう( ̄∇ ̄*)ゞ」

と言い出した。
少年がポカーンとしていると彼は、
だが彼はそんな少年もお構いなしに、

「よっしゃ!!久し振りに会ったんだ!!お前を鍛えてやるよ!!」

と言い出した。
少年はなすすべがなく訓練所に引きずられて行った。
そこからが少年の地獄の訓練が始まった。





「まだ途中だが話はここでおしまいだ」

暗くなってきたので話を途中で終わりにした。

「その人は二人とも死んじゃったの?」

少年は首を傾げながらたずねてくる。

「いや、まだ二人とも生きてるよ」

その問いに私も答える。

「へぇ〜」

「そろそろ遅いから帰りなさい」

私は膝に乗せていた少年を地面に降ろし少年と同じ目線までしゃがんむ。
アル様…いや師匠、あの時の『お言葉』をお借りします。

「最後に少年よ…また何かされそうになると思ったら強くなれ!!君はまだまだ強く慣れる!!私が証明しよう!!」

「うん!!僕大きくなったらその人みたいな兵士になる!!」

少年は私から離れ家のあるであろう方向に走り出した。
これであの少年は大丈夫だろう。
私はそう思い王宮へ歩き出した。
だが何かを忘れている様な…ん?師匠?…あ!?

「アル様を忘れていたーーー!!!??」

それから数時間後王宮の噴水でアル様を発見した。

-9-
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