小説『とある過去の伝説世代【レジェンズ】』
作者:フラグ回収乙()

しおりをはさむ/はずす ここまでで読み終える << 前のページへ 次のページへ >>

第一章【level5争奪戦】

第一話 プロローグ【始まりは唐突と…】

少年、垣根帝督は喜んでいた。何故か。それは今日彼は超能力者つまりはlevel5に正式になったからである。

そして今、彼は自身の研究所でその知らせを聞きた帰り道である。

帝督「よし、level5になったんだ。今日は友達を呼んでパーティーにするぜ。」

とまあ、随分とハイテンションなわけである。
ここで彼、垣根帝督は普段何をしているかを話そう。と言っても特に特別な事をしているわけではない。普通に学校行って、普通に友達もいて、普通にはしゃいで、普通に先生に叱られる。どこにでもいる様なしょうがくせである。

と何故こんな話をしたかと言われると、彼は今家に早く帰りたいため近道の裏路地を通っている。まぁだいたい予想は出来ると思うが、そんなところ歩いていたら当然無能力者(これからはスキルアウト書く)に襲われるわけで、

スA「おいおい、ここはガキの来る場所じゃねぇんだよ!」
スB「来たからには分かってんだろうな?」

と絡まれるのである。そして垣根帝督はそんな挑発に簡単にのってしまうわけなので、

帝督「あぁん。今俺は調子が良いんだよ。そしてこの俺にそんな事言うのは100年早いんだよ三下が。」

そう言い能力を展開する。

スA「がぁ…」
スC「ぐはぁ…」

すると、スキルアウト達は何かに殴られた様に横のビルに飛ばされ悲鳴を上げる。それを見た他のスキルアウト達は、

スB「ば、化け物だー!」
スD「に、逃げろー!」

とどこかえ逃げて行った。

ふぅ、とため息をついたのも束の間後ろから声をかけられる。

???「ははは、強い能力だね。なんだっけその能力?」

帝督はいきなり声が聞こえたのですぐに後ろに振り向く。そこに居たのは、一人の高校生ぐらいの男子だった。

帝督「…お前、誰だ?」
???「僕か?そうだなぁ、まあどうせここで死んで貰うからいいか。」

帝督はその発言を聞いた瞬間身構えた。元々警戒はしていたが身構えた。その前の存在がとてつもなくつよい存在だと認識したからだ。

???「僕の名前は能力名だが、全無力化【オールゼロ】って言う。死ぬまで宜しくね。えっと、ああ。未元物質【ダークマター】、垣根帝督君。大丈夫、楽に殺してあげるから。」

その瞬間、少年垣根帝督の物語が始まった。

-2-
<< 前のページへ 次のページへ >> ここまでで読み終える




とある科学の超電磁砲 08―とある魔術の禁書目録外伝 (電撃コミックス)
新品 \651
中古 \380
(参考価格:\651)