「ほんとにありがとね」
「いやいや、おれに出来ることをしただけっすよ」
アーロンを瞬殺したあとけが人の治療をして海賊船を粉微塵にしたあとベルメールさんにお礼を言われた
「それにしてもあんたが能力者だったとはね…」
「俺もなんの能力かわかんないんですよ?変なバリアを展開できたりビーム使えたりって多岐にわたってますから」
「ふ〜ん…」
「あ!あとカナヅチにもなりませんでしたし」
「!?そんな実があったの!?…世界は広いねえ…」
「ハハッ、そうですね…」
こう嘘ばっかりついてるとウソップみたいになりそうや…
「それと…」
「なんだい?」
「そろそろここを離れようと思っています」
「…そうか、わかった」
「お世話に…なりました」
深々と頭を下げる2年間も家族同然に扱ってくれたベルメールさんたちは本当に恩人だ
「カイ兄さん行っちゃうの?」
ノジコが泣きそうな顔で聞いてくる
「そろそろ旅もしたいしな」
「そっか…」
「私もついてく!!」
「ナミ…ごめんな?危ないことがありすぎて一緒にはいけないんだよ」
「でも…」
「わかった!じゃあ絶対ここに戻ってくる!約束しよう」
「…約束だよ?」
「ああ、約束だ」
「またな〜!!!!」
「絶対また来るんだよ!」
「「またね〜!!」」
「ああ!またな〜!!」
さあ次はどこに着くかな…