小説『レイア転生記 壱』
作者:カマッチ()

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風呂場俎事件から数週間後
SIDE 狼香
ある国へ要人の護衛の帰り道で小さい女の子がいた。
もう暗くなるので家に送ってから村に帰った。
するとギルドに新しいクエストがきていた。
~紅の娘~
目的地     ???
制限期間    3ヶ月
報酬金     79000z
契約金     950z
クエストLv  ★★★★★★★
成功条件    紅の娘の捕獲
失敗条件    紅の娘の討伐
依頼主     黒い服を着た男
依頼内容    率直に言う。
        どこにいるかわから
        ないが写真ならある
        から探して来てほし
        い。
この写真に撮られている子供は帰り道で送った子供だ。
かわいそうだけど探す手間が省けた。
わたしはすぐに受けた。








SIDE カイル
この前のクエストで狼香が死んでしまった。
残念だけっこういい体だったのに
「貧乳だったけど」


数分前
SIDE レイア
またエネルから呼び出しがあった。
行ってみると仕事を頼まれた。
閻魔が鳥取砂丘に旅行に行っているあいだの地獄の管理を任された。
行ってみると鬼達の態度が悪い、しかも攻撃してくる奴までいる。
でも攻撃される度に角を折っていたら

いつの間にか「角折り」という名と「ボス」と呼ばれていた。
そして今は鬼達とお茶を飲みながら雑談していると
「ボスー 久しぶりに仕事ですよー」
と聞こえた。
最近は医療の発展で死人がめちゃくちゃ少ないのだ。


SIDE 狼香
私が死んで気づいたらココにいた。
三途の川だろうか。
舟があるから乗せてもらおう。
この鬼の角が折れているけどなにかあったのだろうか。
「ボスが来るぞー」
皆がひれ伏している。
天竜人かよそいつは。
ボスと呼ばれる人が来たと思ったら奇面族で弱そうだとガッカリした。
奇面族がイラッとした。
声にでていたようだ。
鬼達がすぐに謝れと言うが奇面族に止められた。
攻撃してきた。
水恋と同じ攻撃だが威力が桁違いだ。
「貴様、なぜ水恋の攻撃と同じなんだ」
SIDE レイア
コイツは水恋の知り合いなのか。
「お前はどこのハンターだ」
「モガの村だがどうした」
「水恋との関係は」
「仕事仲間だ」
よし助けてあげよう。
閻魔代行権限発動
簡易転生


「帰ってから水恋には がんばれ カイルには 俺は元気だ とでも伝えておいてくれ。
俺の名前はレイアだ」
SIDE 狼香
コイツは今レイアって言ったのか
「おい、ちょっ・・・」
目の前が灰色になった。


「貧乳だったけど」
カイルがひどいことを言ってきた
「私は貧乳じゃなーい」
「「生き返ったー!?」」
「水恋ー 心臓に矢が刺さって生きてるとおもうかー」
「ありえない」
三途の川での出来事を話す
二人に伝言をする。
やっぱり信じれないか。
しかしカイルは
「レイアならできそう」
と呟いたのだった。

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