小説『漂流のA(ゼロの使い魔二次)』
作者:権兵衛()

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第1章 青き春の章

第1話<転生>





アクセル・ベルトラン・ド・ラヴィス

 トリステイン王国のラヴィス子爵、彼の祝福されるべき第一子は、そう名付けられた。
 両親のそれを受け継いだ、若草色の頭髪。空色の瞳。その瞳には既に自我と呼べるものが存在していたのだが、それを読み取れる者はいなかった。

 よく遊ぶ子どもだった。いや、勿論子どもであるからには、遊びに時間の大部分を費やすのは当たり前なのだが、ラヴィス子爵はいつしか、アクセルの特異性に気付いた。

 暇なメイドや使用人、挙げ句の果てには執事まで付き合わせ、屋敷の敷地内を所狭しと遊び回る。勿論、彼等も仕事があり、空き時間でアクセルの相手をしていたのだが……アクセルは、疲れ果てても、遊ぶのを止めようとはしなかった。

 まるで、体力を全て、それこそ爪先から脳天まで総動員し、一滴残らず絞り出そうとしているかのように。それは遊びというよりも、最早、鍛錬に近いものだった。

 鬼ごっこをするときも、所詮はようやく歩けるようになった子ども。全速力を出そうが、大人に敵うはずはない。しかし、いつしか……常に全速力で逃げ回るアクセルを捕えるために、大の大人が三人がかりで臨まなければならなくなった。早い話が、単純に追いつけなくなったのだ。

 外で遊べない雨の日は、屋敷の中で遊ぶ。書庫に籠もり、魔法書や物語などを、片っ端から読みふける。誰に強制されたわけでもない。そろそろ家庭教師をつけようか、と、子爵夫妻が話し始める頃には、既に文字を習得していた。その後の勉強も、特に苦にした様子もなく、知識欲の塊のように、あらゆるものに貪欲な姿勢を見せた。

 「まったく……家庭教師というのが、これほど寂しいものだったとは」

 専属の家庭教師を任じられた、没落貴族の血を受け継ぐメイドが、どこか嬉しそうに言っていた。
 彼女曰く、放っていてもどんどん進んでしまうそうだ。

 「そうか……。しかし、この私から、あんな麒麟児が出来上がるとはな」

 ラヴィス子爵は自嘲するような、しかし明るい笑みを浮かべ、窓の外を見る。
 輝くような光が差し込む庭で、今日もアクセルは、暇を持て余していた使用人達と鬼ごっこに興じている。もはや、追い付けることすら滅多にないのだが、それでも、毎度付き合わされる彼等に倦怠感はない。自分たちと遊びたがり、懐いてくれる子どもは、愛すべき存在なのだろう。

 「しかし、あの中には元傭兵もいた筈だが……いやはや、凄いな」
 「そうですね。しかし」
 「……まぁ、言いたい事は分かる」

 ラヴィス子爵は、隣に立つメイドに向き直った。
 少々早いかも知れないが、アクセルに魔法の実技を始めさせようというのは、既に決まっていた。何しろアクセル自身が魔法に並々ならぬ興味を持ち、やたらと質問してくるのだ。初めのうちはまだ早いと窘めていた周囲も、あまりに熱心に聞いてくるので、結局真面目に答えてしまっている。
 そもそも貴族として生を受けた以上、魔法は必須能力だ。そして、本人にやる気があるに越したことはない。

 「私は、甘いのかもな?」

 初めての子どもなのだ。ついつい甘やかしてしまいたくもなる。
 あの足の速さとスタミナは、褒めるべきものだと思うのだが、隣のメイドは違った。
 魔法は必須能力であり、そして最重要のステータスなのだ。貴族の能力とは、統治能力や政治能力も確かに重要だが、それ以前にまずは魔法能力。それこそが、最も重視されるべきもの。
 アクセルの家庭教師を務めるメイド……名前を、リーズ。彼女の両親は貴族であったが、魔法能力が低く、そしてその事が結果として、リーズの家を没落させた。

 だからこそ、なのだろう。ラヴィス子爵から見ても異常なほど、魔法の力に固執する傾向がある。
 どれほどアクセルが学業に励み、どれほど屈強な肉体を作ろうと、それを評価しない。全てはこれから……魔法の実力がどれほど伸びるか。それのみ、ただその一点のみ。
 ラヴィス子爵がアクセルを麒麟児などと評価するのも、内心では、何を的はずれなことを、と思っているだろう。魔法の実力すらわからない内から、下すべき評価ではない、と。

 ラヴィス子爵も、それを間違いだとは思わない。




 三日後、ついにアクセルは杖を持つことを許される。
 今まで散々に書を読み耽ったお陰か、やり方は既に覚えている。しかしだからと言って、それがすぐに実技に結びつくわけではない。

 そう……その筈だった。

 魔法を練習し始めたその日、一通りのコモンスペルを成功させたアクセルに、リーズは評価を下す。
 麒麟児どころではない。大天才だと。





 ここがあの世界だということを、アクセルが……アクセルと名付けられた魂が確信したのは、文字を覚えてからだった。
 父親の机……そこに散らばっていた手紙の送り主は、ラ・ヴァリエール公爵。そして、グラモン元帥。その二人の名は、よく知っていた。
 片や、トリステイン王国に名高き公爵家。片や、トリステイン王国に名高き軍人。
 その二人と頻繁に手紙をやりとりしている、このラヴィス家も、一段劣る子爵とはいえ、それなりに重要な立ち位置にいるらしい。

 どうやらまだ、原作の……平賀才人が召喚される時期までには、大分あるようだ。

 アクセルには、死の記憶がある。六畳一間のボロアパートで浪人生活を送っている時、風邪をこじらせ、助けを呼べないまま衰弱死したという、あまりに寂しい記憶。
 最後の記憶は、このまま死ねば、冷蔵庫の横に置いてあるネギがどろどろに腐って悪臭を放ち、その悪臭の中でようやく、自分の死体が見つかることになる……という、至極どうでもいいもの。

 死ぬ時は、気持ち良かった。

 体中から全ての力が抜けていき、まるで誰かに、これ以上頑張らなくてもいいんだよ、と、そんな風に抱きしめられている気分。
 が、その快感はすぐに消えた。やっぱお前頑張れ、と蹴飛ばされるようにして、自分は転生を果たした。

 肩透かしを喰らったようにも思えたが、まぁ折角take2が始まるんだし、頑張るべきなのだろう。

 赤子になって気付いたのは、とてつもなく退屈ということ。何の因果か意識を保ったまま産まれたせいで、することのない時間というものを実感してしまう。しかし、それでも楽しみはあった。

 女子と手を繋ぐなど、中学生の時のオクラホマミキサーが最後。そんな自分が、麗しきメイドに抱かれる。どれだけ胸に触れても怒られない。

 (何というか、ここ……ひなた荘並の信頼率だよな)

 父・ラヴィス子爵の趣味だとしたら、非常にいい父親だと思う。採用基準に外見が含まれているのは、まず間違いない。
 メイドだけではなかった。母親も、少し身体の凹凸が乏しいとはいえ、紛う事なき美女。その美女の乳房に堂々と吸い付けるわけだが、何だか妙な気分だ。即エレクチオンしそうなものだが、母親から感じる愛情に、何というか……毒気を抜かれる。まぁ、まだ自分の身体はそこまで発達しているわけではないし、実の母親相手にそんなことになるわけにはいかない。エディプス・コンプレックスは洒落にならないし。

 鬼ごっこやその他の運動だって、活発な子どもだとか言われるが、申し訳なくもはっきり言ってしまえば、その……性欲の発散の為だったりする。まだ精通とはほど遠い年齢なのに、性欲を持て余してしまうのはやはり、メイド達のせいだった。
 弟が出来た気分なのか、甘やかし、愛情を注いでくれるのはいいのだが、スキンシップが少々過剰なのだ。基本的に、身の回りの世話はメイド達の仕事である。しかし、何も下着を穿かせたり、風呂で身体を洗ってくれたり、更には添い寝してくれる必要はない。

 この年齢で、こちらが恥ずかしがっているのはどうやらバレているらしく、彼女たちは調子に乗ってやたらと世話を焼く。せめてもう少し、年を取ってからやって欲しいのだ。今は、手の出しようがないし。
 吐き出しようのない欲望に、気が狂いそうになり、それを何とか発散させるために、他のことに集中する。それしか方法はなかった。

 しかし、やるべき事は山ほどある。やりたい事も。

 はっきり言って、この世界での自分は主人公ではないのだ。言うなれば、ルイズと才人、そしてそれを取り巻く人々の物語の世界。自分はただの、とある子爵の嫡男。
 主人公たちに積極的に関わるつもりはない。何故か? 命がいくつあっても足りないから。

 取りあえず、自分の望みを考えてみる。

 魔法は使えるようになりたい。使えないと死にそうだから。
 身体も鍛えるべきだろう。魔法以外の要因で死ぬかも知れないから。
 内政、というのもやってみたい。自分に抜きん出た知識などないが、それでも、持っている記憶を何らかの形で役立たせることは出来るだろう。
 美人の嫁さん、それに出来れば愛人や側室を何人か。これは重要。昼は淑女、夜は娼婦だったら言うことなし。

 (でもなぁ……)

 欲望は色々あっても、前提として、まずは死なないこと。殺されないこと。
 死ぬ時は孤独ではなく、ベッドで、愛する人々に囲まれて、惜しまれて死にたい。

 (そう……死んだらお終いだ)

 一度死を経験したお陰か、死というものがはっきりと、実体を持つもののように感じられる。折角人生をやり直せるのに、何も成さずに終わるのはイヤだ。

 (いや、成すとか言っても、そんな……小さなことでいいんだけど)

 後の世に功績を残し、その功績と、自分の名が忘れられないようにしたい。
 しかし、死ぬような目には遭いたくない。

 (なるべく、命の危険のない方法で……)

 我が儘だとは、勿論思う。しかし、所詮は元一般人の思考。器量なんてものはなくて当然だろう。このまま子爵領を受け継ぎ、そこそこ領地を豊かにして、領民に慕われ、平穏無事に一生を終えられたら……。

 (……吉良吉影かよ、俺は)

 大きな喜びはなく、そして大きな悲しみもない、植物のように平穏な人生。
 そしてそれを送るためには、強大な力を持たなければならない。

 (どっちにしろ、強くならなくちゃなぁ……)

 アクセルはそう思いながら、思考を巡らせた。





 魔法の訓練を初めて、三日後。既に治癒を含め、水属性の簡単な魔法なら使えるようになった。

 本当は一刻も早く、出来るだけ多くの魔法をマスターしたいのだが、ふとアクセルは気付く。あまり強い力を持てば、目立ってしまうのではないかと。
 こっそり魔法を練習し、それを小出しにしていくのが、一番のやり方ではないか。

 「若様。本日は、ここまでにしておきましょう」
 「うんっ。ありがとう、リーズ」

 訓練を担当するのは、リーズ。没落した元貴族の、メイド。
 初めてこの屋敷に来た時は、表情の乏しい娘だと感じたし、それは間違ってはいなかった。そして、そんなリーズを笑顔にしてあげたいと、純粋にそう思った。

 いくら学業の成績が良くても、あまり褒めなかったリーズが、アクセルが魔法を成功させた時には、途端に笑顔になる。そして、惜しみない賞賛をくれる。
 女の子にいいところを見せたい一心で、つい張り切ってしまうのだが、やはり全力ではやらなかった。その事に罪悪感もあるが、あまり目立ちたくはない。

 今日もリーズの笑顔が見られたことに、喜びと罪悪を感じつつ、アクセルは屋敷の外に出た。
 供も連れずに外に出るのは非常識なのだが、少し歩いたところにある小さな湖だけは、一人での外出を許されている。リーズが、お墨付きをくれた。

 (さて……今日も、と)

 服を脱ぎ、上半身裸になる。水練のためということにしてあるが、アクセルは湖の畔にある岩陰に立った。屋敷や山道から誰かが来ても、ここならすぐに分かる。

 「……フゥ……」

 軽く息を吐きながら、岩の前に立つ。そして腰を落とし、拳を構えると、岩に叩き付けた。

 「……っ」

 勿論、痛みはある。繰り返せば、あっという間に皮膚は破れ、血が滲む。
 それでも、アクセルは全力で、両の拳を叩き付けた。

 別に、前世で空手をやっていたわけではない。武道と呼べるものは勿論、スポーツも、せいぜい温泉卓球くらい。それでも、こうやって鍛えれば、何れ頑強な拳が作り出されることは予想出来る。

 明日のために……ではなく、死なないために。

 この世界は、前世ほど死が遠くはない。死の危険は、ずっと身近な存在だ。確かに子爵の嫡男である自分は、外に出る時には護衛が付くし、魔法が使えない平民も、おいそれと襲っては来ないだろう。しかし、それでも襲ってくる平民は、俗に言うメイジ殺しと呼ばれるような、化け物。

 魔法を使うには、杖、そして呪文が必要だった。杖を抜き、呪文を唱える。呪文の詠唱も、咄嗟の攻撃なら一秒ほどだろうが、その一秒で、杖を弾き飛ばされたら……。

 予備の杖を持つことは出来るが、それでは根本的解決にはならない。
 風呂で襲われたら?
 女の子とベッドで楽しんでいる時を襲われたら?

 アクセルは、杖を使わない……格闘技を習得しようとした。

 しかし、無い。そんなもの、いくら調べても見当たらない。
 剣術は存在するし、軍人なら独自に格闘術も編み出しているだろうが、それはあくまで独自のものであって、教えて貰えるような技術は見つからなかった。少なくとも、調べられる範囲には。
 もっと探せば、その為の教師となる人材も見つかるだろうが、時間は惜しい。

 剣は傭兵あがりの使用人に教えて貰えるだろうが、その剣すら無い場合は、どうするか。

 結局、自分で何とか工夫するしかない……そんな結論に達した。

 痛い。本当に痛い。傷ついた拳で殴り続けているのだから、当たり前と言えば当たり前だが、それでも、一撃一撃、怯みそうになる身体を奮い立たせ、全力で岩を叩く。傷ついても、水の治癒魔法があれば、跡形も無く完治する。この為に、何よりも真っ先に治癒を覚えた。
 死なないためなのだ。痛みも、それを考えれば我慢できる。
 以前は三発ほどで血が滲み始めたが、今では十発殴っても無傷なところを見ると、成果は上がっているようだ。

 しかし、これはあくまで、秘密にしておきたい。杖も、剣すらも持っていない自分なら、相手も油断するだろうし、隙も生まれる。知られたら、ひょっとしたら腕を切り落とされるような目に遭うかも知れない。と言うか、自分ならそうするだろう。

 空手をやっていたわけではないから、技術もなく、見様見真似。しかし、硬い拳はそれだけで、切り札となってくれる筈だ。

 毎日治癒を続けたお陰で、水系統のレベルも上がっている。
 そしてアクセルは、一つの実験を行った。

 「…………」

 場所は、湖。しかし岩陰ではなく、小舟を出し、ちょうど湖の反対側に。万が一にも、見られるわけにはいかないし、見られたくはない。

 「……大丈夫、大丈夫……」

 アクセルはぶつぶつと、呪詛のように呟く。その顔……いや、体中には冷や汗が浮かんでいた。

 杖を弾かれれば、魔法は使えない。それはどうやら、絶対らしい。
 しかしもし、素手で魔法が使えたら……それもまた、強力な、これ以上無い程の切り札になってくれる筈だ。

 「欲張りすぎじゃないのか、俺……」

 これから行う事を考えると、少し震えが来る。ここまでする必要があるのか、疑問が浮かぶ。
 しかし。これをしなかったから、死んだ……そんな未来は、絶対に避けたい。アクセルは遂に覚悟を決め、小枝を銜えると、左手のナイフを握り締めた。

 通常アクセルは右利きで、右手に杖を持つ。杖と言っても、オーソドックスな、教鞭のような細いものだ。右手で包み込むように持つが、唯一人差し指は、杖に沿わせるようにして伸ばしている。

 「ふっ……ぐっ!!」

 噛み締めた小枝が、細かく湿った音を立てる。涙が滲まなかったのは助かったが、全身が強張り、冷や汗でなく脂汗が滲んだ。

 ナイフの刃が、右手人差し指の肉を切り開く。地面にボタボタと、真っ赤な血が流れ落ちた。
 今更、ナイフの刃を消毒していなかった……とか、指の付け根を縛っておけばよかった……など、そんな考えが浮かぶ。興奮しすぎて、そこまで頭が回らなかったらしい。

 そして、肉と血の間から、真珠のような骨が見えた。

 「…………!!」

 急いで、契約を行う。
 通常の杖の契約は、それなりの日数を要する。しかし、生まれてから今まで付き合ってきた骨は、異常な速度で適応した。

 「……は……ははっ……はははははははっ!!」

 その場に身を投げ出したアクセルは、さながら、新世界の神の如き笑い声を上げた。
 こんなこと調べた限りでは見当たらなかったし、こんな異常な実験を行った者もいないだろう。
 実験は、成功した。人差し指の骨は、無事に杖として機能し、動かなくなった指に治癒を行う。

 耐えられた。死なないため、殺されないためだからこそ。

 (そう、これで……杖を手にしていなくても、魔法が……!)

 しかし。
 こんな真似をしておきながら、アクセルの中身はやはり、小心者だった。
 いや、本当に小心者ならそもそも、こんなことをしないのかも知れない。

 まぁ、はっきり言ってしまえば、ネガティブではあった。

 徐々に、笑い声が消えていく。

 もしも、人差し指を切り落とされたら?
 いや、そもそも、右腕を切り落とされていたら?

 右手、左手……それらを、じっと見つめる。

 「……なぁ……嘘だろ? ほ、ほら、キリがねぇじゃん?」

 そうすべきだ……そんなことを言ってくる、恐ろしい自分がいる。

 「俺は別に、そんな特殊な性癖があるわけでもなし……異常者でもなし……」

 その目は虚ろ。しかし、手はまるで別個の意思に支配されたかのように再び、ナイフを握った。

 「……嘘だと言ってくれ、誰か……なぁ?」

 もしも、両腕ともに切り落とされてしまったら?



 その日、アクセルは初めて高熱を発し、寝込んだ。
 生まれてこの方、風邪すら引いたことのないアクセルだけに、屋敷中、大騒ぎになった。
 両親は……特に母親は、ベッドの横で泣き叫ぶし、リーズも無理な訓練をさせたと自分を責めて泣き出し……。朦朧とした意識の中、大丈夫だからとそれだけを繰り返していたアクセルは、やがて失神した。

 二日後、無事に熱は下がった。しかし、アクセルは頭を抱え、ベッドの上で悶えていた。

 十本全部の指と契約しなくとも、腕の骨二本と契約すれば良かった事に気付いて。

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