小説『スイーツバトルロワイアル』
作者:Mr,後困る()

しおりをはさむ/はずす ここまでで読み終える << 前のページへ 次のページへ >>

27 トルコを喰らえ!!

6:30 にの1、駅のホーム

自分はクロワッサンと言います、オーストリア生まれです
なのに形はトルコっぽいこの理由はトルコを食べてしまえという意味だそうです
っとこんな事をしている場合じゃございません、今ちょっと葛藤しています
駅の線路にバックが置いてあります、これって罠でしょうか?
それともここで死んでる人が落とした物?武器が貧弱だし
拾うべきか?だけど廃工場に武器が沢山あるみたいだし
あー!!一体どうすれば良い!!

「おいお前!!動くな!!」

自分が振り向くとそこには最初の部屋で自分がパンであると言った
ロール髪の少女、少女の手には自動式拳銃が握られていた

クロワッサン「安全装置を入れたまま言われてもなぁ」
「っ!?うるさい!!お前はこの戦いに乗っているのか!!」
クロワッサン「乗っていない、君は?」
「乗る訳ないだろ!!殺し合いなんか!!馬鹿馬鹿しい!!」
クロワッサン「そうか、自分はクロワッサン、君の名前は?」
コロネ「コロネだ!!よろしくな!!クロワッサン!!」
クロワッサン「さっきから声が大きい、少し小声で喋れ、あと銃を下せ」
コロネ「あっ!!それはすまなかったな、下ろすよ」

銃を下すコロネ

コロネ「ところであの死体はお前がやったのか?」
クロワッサン「奴は鋭い刃物で切り裂かれていただろう?
自分の武器はライターだ、奴を殺すのは無理だ」
コロネ「そっか・・・でお前はさっきから何を悩んでいるんだ?」
クロワッサン「あのレールの上にバックが置いてあるだろう?
あれを拾うかかどうか悩んでいたんだ」
コロネ「ん?拾えば良いじゃないか?」
クロワッサン「罠かもしれないだろ?」
コロネ「何故?」
クロワッサン「開けたら爆発したりしたらどうする?」
コロネ「チキンだなぁ、じゃあ私が見てきてやるよ」
クロワッサン「お、おい」

自分の制止を聞かずに線路に降りてバックを取って
まだホームに戻ってきたコロネ

コロネ「じゃあ、開けるぞー」
クロワッサン「いや、だから罠かも」

自分の話を聞かずにバックを開けるコロネ

クロワッサン「うわああああああ!!!!!」

・・・しばらく経っても何も起きないどうやら罠では無いようだ

コロネ「・・・・・これは・・・」
クロワッサン「・・・・・中身は何だ?」
コロネ「・・・・・爆弾だな」
クロワッサン「なっ!?すぐに捨てろ!!」
コロネ「いや、時限式だが、起動してない」
クロワッサン「・・・へ?」
コロネ「どうやらそこの奴を殺した奴がここに来る電車を
壊す為に放置していたのではないのか?」
クロワッサン「・・・ふむ、なるほどな・・・」
コロネ「丸腰だからお前が持ってろ」
クロワッサン「いや・・・これは使い所難しいんじゃないか?」
コロネ「そうだな・・・じゃあ一緒に廃工場に行かないか?」
クロワッサン「そうだな・・・少々リスクが伴うかもしれないが
このままではしょうがない、少し危険だが行くか」
コロネ「じゃあ行こうか!!」
クロワッサン「その前に君は行動が軽率すぎる少しは気をつけろ」
コロネ「分かってるー!!」

確実に分かって無いだろと思いながら私は先に行ったコロネを追いかけた

残り65名


クロワッサン
状態:健康
道具:支給品×2
武器:ライター、時限爆弾
思考
1.戦いに乗らない
2.廃工場に行く
3.コロネの軽率さが不安

コロネ
状態:健康
道具:支給品一式
武器:自動式拳銃と弾丸
思考
1.殺し合いには乗らない
2.廃工場に行く

-31-
<< 前のページへ 次のページへ >> ここまでで読み終える