小説『スイーツバトルロワイアル』
作者:Mr,後困る()

しおりをはさむ/はずす ここまでで読み終える << 前のページへ 次のページへ >>

56 6,1,11,5

11:30 との5、駅ホーム

チーズ「・・・遅い」
ヨーグルト「そうですね」

私はチーズさんと一緒にレアさんが戻るのを待っていた

ヨーグルト「3人で分散して探索するのは危険だったのでは?
一人になった所を殺されては意味が無いと思いますが?」
チーズ「時間の短縮にはなる、それにこんな所でくたばる女ではない
武装も充実しているし、並のお菓子では返り討ちが関の山だ」
ヨーグルト「そんなに急ぐ事は無いんじゃ無いんですか?
電車がこの島を一周するのはかなり時間がかかると思いますが」
チーズ「少し席を外した時に電車が来たら凄く腹が立たないか?」
ヨーグルト「良く分かりません、自分の意思で電車に乗るなんて初めてですから」
チーズ「私だってそうさ」
ヨーグルト「ははは・・・」
チーズ「・・・ん?電車の音聞こえないか?」
ヨーグルト「え?」

『ただ今にの1駅行き電車が参りました、急いでご乗車下さい』

アナウンスが聞こえる・・・・・明らかにおかしい

チーズ「来たか、では行くぞ」
ヨーグルト「え、レアさんは」
チーズ「置いていく、ここでまた待つのはごめんだ」
ヨーグルト「ええっ!?で、でも!!」
チーズ「心配なら書置きでも置いていけ、私は乗る」
ヨーグルト「あ、ちょ」

本当に電車に乗るチーズさん、勝手すぎませんか!?
全く・・・私はメモを残してチーズさんに付いて行った
レアさんにはすまないと思いますがここはチーズさんについて行かせて貰います

『では発車いたしまーす』

私が乗った後、扉が閉まり電車は発車した・・・

チーズ「ん?」
ヨーグルト「どうしました?」
チーズ「何か違和感を感じたんだが・・・大した事じゃない気にするな」
ヨーグルト「はぁ・・・」

実はこの違和感かなり大事だったのだが、私達は気にしなかった
この事が後々私達をあんな窮地に立たされるとは思っても見なかった

一方その頃レアは・・・

駅長室

レア「うーん・・・」

私は悩んでいた、それと言うのも3人で分割した
探索範囲で私の持ち場の駅長室には金庫があった
金庫の開け方はご丁寧に書いてあった、ただし暗号で

暗号は『右にC、左にB』

このCとBに数字が入りその数分回せば良い
こんな物は簡単だ、アルファベットでCは3番目、Bは2番目
よって答えは『右に3回、左に2回』私は難なく空けられた
問題はここからだ、中に入っていたのは毒ガス弾と言う物
本来は専用銃で撃つらしいが投げて使用する事も可能らしい
これを使いヨーグルトとチーズを殺すべきか否か・・・
同盟とはいえ最終的には殺し合う関係だ、なら今の内に・・・
生かしておいた方が良いか?・・・とりあえずこの駅長室をもう少し探索するか
駅長室には金庫と本棚と机、机の引き出しには全て鍵がかかっている
頑丈だから無理矢理開ける事も不可能だろう、次に本棚だが・・・
色々あるが大した物は無い、適当に何冊か見てみると中に鍵が入っていた
引き出しの鍵かと思い開けようとしたがこの引き出しの鍵ではないようだ
良く見ると『いの3駅、ボイラー室の鍵』と書いてある
いの3か・・・遠いな・・・だが何かがある可能性がある・・・
あいつらから逃げるか?・・・チーズから逃げるのは困難だ
・・・この毒ガス弾を使うか・・・では待ち合わせのホームに行くか

駅ホーム

・・・奴らは何所に行った?・・・ん?何かメモがあるな、何々・・・
『電車が来たので先にチーズさんと行きます、ヨーグルトより』
・・・好都合なんだが、何か腹立つ

残り53名

レアチーズケーキ
状態:健康
道具:支給品一式
武器:投げナイフ12本、ベルグマンMP18短機関銃(残弾32)
毒ガス弾15発(この弾は催眠ガス弾発射用銃と同じ規格です)
いの3駅のボイラー室の鍵
思考
1.戦いに勝って人間のアイドルになる
2.自分を強化する
3.同盟破棄し、にの3の駅のボイラー室に向かう
4.何かジャムパンの意識を感じる

チーズケーキ
状態:健康
道具:支給品一式
武器:防弾チョッキ、バールの様な物
思考
1.戦いに勝ち人間になる
2.アンパンを殺した者を殺す為、にの1の駅に向かう
3.体力を温存する
4.レアを置いてさっさと進む

ヨーグルト
状態:健康
道具:支給品一式
武器:ロケットランチャー、残弾一
思考
1.戦いに勝ちホエーをこの世から消す
2.殺すなら殺される覚悟を
3.チーズさんと先に進む
4.レアさんすみません・・・

※チーズケーキとヨーグルトは駅を探索したので他に何かを持っている可能性があります

-60-
<< 前のページへ 次のページへ >> ここまでで読み終える