世の中にはいろんな人がいる
その中にはたまに、私に興味を持つ人がいる
私に自分のことを伝えたがる人もいる
でもね、すべてを伝えられる人はほとんどいない
心を開いて痛みを分かち合える人も
どうしてか
住む世界が違うから
人は私たちに言うだろう
君たちみたいな関係なんて成立しえない、
とね
なんにも分かってないよね
人の心をなにも分かっちゃいない
私のできることなんて、せいぜい枯らすのを目的とした客に
花を売る仕事
花を愛でることすら知らない人に花を売る
私は自分の身だけ守ってあとはひたすら破壊するのみ
花が枯れていくのをただ見てる
次はどこへ向かうかなんて分からない
その日が来たら風の便りに任せるだけ