降りしきる雪に 視界が閉ざされている。 辺り一面白く、私の肩や頭も雪で白くなっている。 足元が重くてなかなか進まない。 近くで一緒に歩みを進める人々はいつかどこかで見た人々。 人々は話をしながら元気に歩みを進めるが、 私には、歩く気力しか湧いてこない。 だけど、建物の中に入ると、 憧れの人の笑顔を見ることができて嬉しかった。