人の目に見える自分が進む道は
たった1本。
それは日常生活。
時々、岐路や壁にぶち当たる。
行き止まりがあったとしても、別の方向へ道は必ず続いている。
他人の道は誰にも見えない。
もしこの世に神が存在し、人々の進む道を神の視点で見るならば、
それらはまるでもぐらの巣穴のように入り組んでいることだろう。
好きなえさを目指して、自然の流れで様々なもぐらが集まって、
いろいろな場所で数々の集団を作る。
嘘をついても無駄なんだ。
進んだ経路は全く違うとしても、
あなたの行く場所に同じ目的を持ってる人が集まってくるから。
争いごとは時が経つごとにその激しさを増していく。
孤独でも義に生きた人には、
多かれ少なかれ、心の平安がきっと与えられる。