小説『つぶやき』
作者:あさひ()

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〜〜未来〜〜




私には未来が見えていない。


けれど、なすべきことは分かっている。


それだけは昔も今もそうだ。


いつも、目の前の道を歩むことで立ち往生をすることはない。


むしろ、忙しすぎて、少しどこかでぼーとする時間がほしいと思う位の時がすごく長かった。



けれど、いつだってなすべきことのために生きた私に待っている未来について考えてみると、

なんだか分からなくもない。



一生懸命友達の相談を聴いていた人が、ヤンキーになってバイクで高速を走り回るなんてことは考えられない。


「急な転落人生」

を描いた映画はあるけれど、

実際の人生が

前触れもなくそんな風に一転するなんてことはないだろう。




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