最初の【No.】vsブラックミスト
どうも、こっちの世界にもようやく慣れてきました星川静夜です
俺はこの前カードを見ててある事に気がつきました
静夜
「【No.】がいない..........」
そう、あのカードの山の中に【No.】がいないのだ
たしかに危険なカードだけど、そこは神様のお力でなんとかしてくれたっていいんじゃないかな
また神様の声だ
静夜
「行きたいな、【No.】を手に入れるためなら」
俺のデッキには必要不可欠だからな
目の前が光に包まれていく
すごい眩しいんだけど.........
眩しかった光が晴れると何もない白い部屋に立っていた
その部屋には俺以外にもう一人少年いた
??
『お前が転成者か........何か弱そうな奴だな。ケケケ』
所々赤い短めの黒髪
低めの身長
鋭い目つき
こいつが【No.】なのはわかるが何だ?
??
『俺たち【No.】はお前達を主に相応しいと認めてねぇ。もし認めてもらいたかったら、俺たちとデュエルしてその力を見せつけてみせろ』
そう言いながらデュエルディスクを構える少年
静夜
「やるっきゃ無さそうだな」
仕方なく俺もディスクを構える
いつからしてたんだろ?このディスク
静夜・??
「『デュエル!!』」
静夜:4000
??:4000
??
『俺の先行だ。ドロー』
そう言ってカードをドローする少年
??
『モンスターを裏側表示で召喚、カードを一枚セットしてターンエンドだ』
??:4000
手札:4
フィールド
モンスター
セット1
魔法・罠
リバース1
静夜
「俺のターンドロー」
俺もカードをドローする
あんまりよくない手札だな........
静夜
「俺は【セイクリッド・ポルクス】を召喚、効果で【セイクリッド・シェアト】を召喚」
セイクリッド・シェアト ☆1
攻:100 守:1600
静夜
「シェアトの効果発動。自分のフィールドか墓地のセイクリッドとレベルを同じにする。この効果でポルクスとレベルを同じにする」
シェアト ☆1→4
静夜
「レベル4となった【セイクリッド・シェアト】と【セイクリッド・ポルクス】でオーバーレイ!!二体のモンスターでオーバーレイ・ネットワークを構築。星の輝きを持った騎士よ、その輝きで闇を打ち消せ。エクシーズ召喚、現れろ【セイクリッド・オメガ】」
セイクリッド・オメガ ★4
攻:2400 守:500
これで魔法・罠も大丈夫だ
静夜
「バトル、オメガでセットモンスターに攻撃」
オメガが持っていた妙な形の武器で殴りかかった
それって近距離武器なんだ.........
??
『セットモンスターは【ジャイアントウィルス】このカードが戦闘破壊されたら相手に500ライフ与え、デッキから任意の数、【ジャイアントウィルス】を特殊召喚できる。俺は二体特殊召喚だ』
また面倒なモンスターを
静夜
「俺はカードを一枚セットしてターンエンド」
オメガなら魔法・罠の効果を受けないから大丈夫だろう
しかし注意は必要だ
静夜:3500
手札:4
フィールド
モンスター
セイクリッド・オメガ 攻:2400
魔法・罠
リバース1
??
『俺のターン、ドロー』
??
『俺は通常魔法【死者蘇生】を発動。墓地からモンスター一体を蘇生出来るぜ。俺は【ジャイアントウィルス】を蘇生する』
ジャイアントウィルス ☆2
攻:1000 守:100
??
『これで準備は出来たぜ。レベル2【ジャイアントウィルス】三体でオーバーレイ!!三体のモンスターでオーバーレイ・ネットワークを構築。現れろ、我が分身!!No.96!! 漆黒の闇からの使者、ブラック・ミスト!!』
光だした【ジャイアントウィルス】達、その光の中からは所々オレンジ色の入った真っ黒な人型のモンスターが現れた
No.96 ブラックミスト ★2
攻:100 守:1000
静夜
「それがお前の本当の姿だな。ブラックミスト」
ブラックミスト
『ああ、そうだ。まだまだ終わって無いぜ。俺は通常魔法【手札抹殺】を発動。お互いのプレイヤーは手札を全て捨てその枚数分デッキからカードをドローする。俺は三枚だから三枚ドローだ』
少年の姿をしたブラックミストはベーっと舌をだした
その舌には96の数字.........
どっかに自分の数字が書いてあるってことかな?
静夜
「・・・・・・俺は四枚だ」
あたらしい手札は.........まぁまぁか
ブラックミスト
『さらに、手札を一枚デッキトップに置く事で墓地から【ゾンビキャリア】を特殊召喚』
地面から這い上がってくるゾンビキャリア
こえぇぇ...........
ゾンビキャリア ☆2
攻:400 守:200
ブラックミスト
『さらに、自分フィールドにチューナーがいるので【ボルトヘッジホッグ】を墓地から二体特殊召喚』
またまた地面から這い上がってくるボルトヘッジホッグ二体
こいつは可愛い
連れて帰りたいレベルだ
ボルトヘッジホッグ ☆2
攻:800 守:800
ブラックミスト
『レベル2、【ゾンビキャリア】と【ボルトヘッジホッグ】二体でオーバーレイ!!三体のモンスターでオーバーレイ・ネットワークを構築。
もう一度現れろ、我が分身!!No.96!! 漆黒の闇からの使者、ブラック・ミスト!!』
フィールドに現れる二体目の前ブラックミスト
でもおかしいぞ.......ブラックミストは原作では闇属性レベル2が三体のはず、ボルトは地属性だぞ........
!!まさか!!
ブラックミスト
『気づいたみてぇだな。俺たち【No.】は原作とOCG両方のカードを使う。さぁ、こっからが本番だ。バトル、原作効果の俺自身で【セイクリッド・オメガ】を攻撃。この瞬間俺自身の効果発動!!このカードが相手モンスターと戦闘を行う攻撃宣言時に1度、オーバーレイ・ユニットを一つ使いその相手モンスターの攻撃力を半分にし、このカードの攻撃力はその数値分アップする。いくぜ、シャドーゲイン!!』
ブラックミストからムチの様なものがでてきてオメガを捕まえたかと思うとオメガから何かを吸収していった
セイクリッド・オメガ
攻:2400→1200
No.96 ブラックミスト
攻:100→1300
ブラックミスト
『これで破壊だぁ!!いけ!!ブラック・ミラージュ・ウィップ』
先ほど出したムチを降ってオメガに攻撃するブラックミスト
あっけなくやられてしまうオメガ
ブラックミスト
『さらに、もう一体の俺自身でダイレクトアタック!!ブラック・ミラージュ・ウィップ』
静夜
「うわぁぁ!!」
静夜:3500→3300
ブラックミストの元々の攻撃力が低くて助かった
大きなダメージを受けずに済んだ
ブラックミスト
『俺はこれで、ターンエンドだ』
ブラックミスト:4000
手札:2
フィールド:ブラックミスト(原作)攻:1300 ブラックミスト(OCG)攻:100
魔法・罠:リバース一枚
静夜
「俺のターン、ドロー!!」
頼むセイクリッド、俺は勝ちたいんだ。勝たせてくれ
ドローしたカードを見る
これなら...........いける
静夜
「悪いな、ブラックミスト。このデュエル、勝たせてもらうぜ。」
ブラックミスト
『なに強がってやがる。俺のフィールドには俺自身が二体並んでいる。この壁は突破出来ねぇ』
静夜
「まぁ、見てろって。相手フィールドにモンスターが存在し、自分フィールドにモンスターが存在しないので、手札から【セイクリッド・シェアト】を特殊召喚」
静夜
「さらに【セイクリッド・ポルクス】を召喚、効果で【セイクリッド、カウスト】を召喚。カウストの効果でポルクスとカウストのレベルを一つずつあげるぜ。さらにシェアトの効果でカウストとレベルを同じにするぜ」
静夜
「そして墓地の光属性、ポルクスを除外して手札から【霊魂(ソウル)の護送船(コンヴォイ)】を特殊召喚」
霊魂(ソウル)の護送船(コンヴォイ) ☆5
攻:1900 守:1000
静夜
「レベル5となった【セイクリッド・カウスト】と【霊魂(ソウル)の護送船(コンヴォイ)】でオーバーレイ!!二体のモンスターでオーバーレイ・ネットワークを構築。星々の加護を受けし騎士よ、その力で俺を勝利に導け。エクシーズ召喚!!現れろ【セイクリッド・プレアデス】さらに、レベル5となった【セイクリッド・ポルクス】と【セイクリッド・シェアト】でオーバーレイ!!二体のモンスターでオーバーレイ・ネットワークを構築。エクシーズ召喚!!出てこい【セイクリッド・プレアデス】」
フィールドに並ぶ二体のプレアデス
静夜
「プレアデスの効果発動!!オーバーレイ・ユニットを一つ使ってフィールドのカードを一枚手札に戻す。俺は二体のブラックミストを戻すぜ。」
何かこの効果にも名前が欲しいな
えーと、えーと..........そうだ!!
静夜
「スターズ・ジャッジ!!」
光に包まれて手札に戻るブラックミスト
静夜
「これで終わりだ。二体のプレアデスでダイレクトアタック!!スバルソニック!!」
いつもより気合の入った様なプレアデス達がブラックミストに斬りかかる
うわ、怖いなあれは
ブラックミスト
『ちっ..........今回は負けにしといてやる。でも覚えてろよ、いつか俺が勝ってやる』
そう言いながら、光出すブラックミスト
光が収まったら、二枚のカードが落ちていた
【No.96 ブラックミスト】
アニメ効果とOCG効果、両方だ
ブラックミストはOCGの方が使い安いよな
まぁ、それはさておき何で最初の【No.】がブラックミストなんだよ!!
セイクリッドじゃほとんど出せねぇよ!!
色々な不満は残るものの俺はこうして最初の【No.】を手に入れた
オマケ:今回の最強カード!!!
今回の最強カードは【No.92 ブラックミスト】
レベル2モンスター三体と少し出しにくいが
今回の話でもやっていた通りレベル2モンスターには優秀な特殊召喚モンスターが多いので出そうと思えば出せる
ただし、今回の話の様な場面ではエクシーズでは無くシンクロした方が..............
まぁ、いろいろなロマンのあるカードである
利点で言えば、対象をとる効果では無いので【オベリスクの巨神兵】を倒せる事などである
対処法は至って簡単、除去カード及び効果無効
【禁じられた聖杯】なら効果を無効化して攻撃力が上昇してもただの500なので余裕で殴り殺せる可愛そうなやつ
【禁じられた聖杯】を攻撃宣言時に使われたり【銀河眼の光子龍】が出てきた際には涙目である
逆に一度攻撃力が上がっていれば【禁じられた聖槍】との相性はある程度いい
800ダウンも自身の効果があるので余り気にしなくていいからである
以上、今回の最強カードでした