実技試験開始!!岩石の猛攻
ブラックミストを手に入れ暫くたった
ブラックミストには..........というか【No.】には全部、カードの精霊がやどってるそうであれからブラックミスト(擬人化)が自分のデッキを作れだのなんだとうるさい
いまはデュエルアカデミアの筆記試験を終えて実技試験の会場に向かっている
因みに俺の番号が100番、秋人の番号が2番だ
何この差..........いくらなんでもないだろ.........
外野A
「おい、みろよ。あいつら.......噂のテストプレイヤーだぜ」
外野B
「どんなデュエルするんだろうな」
めっちゃ見られてる
アナウンス
「受験番号100番、星川静夜さん、実技試験を行いますので至急デュエルフィールドへ向かって下さい」
俺の番みたいだな
静夜
「じゃ、いってくる」
急いでデュエルフィールドに向かう
試験官
「君が星川静夜君だね?緊張せずに楽しいデュエルをしよう」
そう言ってにっこり笑う試験官
静夜
「はい、頑張ります」
ブラックミストは自分のデッキを使えとうるさかったが今回の為に作ってきたデッキを使う
静夜・試験官
「「デュエル!!」」
静夜:4000
試験官:4000
試験官
「私の先行です、ドロー」
試験官がデッキからカードをドローする
試験官
「ふむ、カードを二枚セット、モンスターをセットしてターンエンド」
この世界のデュエリストには珍しいセットモンスター
凄い不安だ............
試験官:4000
手札:3
フィールド
モンスター
セット 1
魔法・罠
リバース2
静夜
「俺のターンドロー」
相手はよくわからないフィールドだな..........
手札はめちゃくちゃいいから頑張るか
静夜
「相手フィールド上にモンスターが存在し、自分フィールド上にモンスターが存在しないので、手札から【TG ストライカー】を特殊召喚、さらにレベル4以下のモンスターが特殊召喚されたので【TG ワーウルフ】を特殊召喚」
空から落ちてくる普通の人間っぽいのとそれにくっついてきた二足歩行の狼
ワーウルフ..........自分で動けよ
TG ストライカー ☆2 チューナー
攻:800 守:0
TG ワーウルフ ☆3
攻:1200 守:0
静夜
「そして、【TG カタパルトドラゴン】を召喚、さらにカタパルトドラゴンの効果で手札の【TG】と名の付いたチューナーを特殊召喚できるので、【TG ジェットファルコン】を特殊召喚」
頭がすごいことになってるカタパルトドラゴンが雄叫びをあげると何処からともなくジェットファルコンが飛んできた
この時点で完全に分かったと思うが、今回のデッキは【TG】だ
個人的には【BF】よりも好きなシンクロ中心のデッキだ
TG カタパルトドラゴン ☆2
攻:900 守:1300
TG ジェットファルコン ☆3 チューナー
攻:1400 守:1200
静夜
「ふぅ......レベル3【TGジェットファルコン】にレベル2【TG カタパルトドラゴン】をチューニング!!リミッター解放、レベル5!レギュレーターオープン!スラスターウォームアップ、オーケー!アップリンク、オールクリアー!シンクロ召喚!いくぞ!!【TG ハイパー・ライブラリアン】」
i◯ad見たいなのをもった男の人がフィールドに現れる
図書館って感じじゃないな
TG ハイパー・ライブラリアン ☆5
攻:2400 守:1800
静夜
「【TGジェットファルコン】効果でシンクロ素材として墓地へ送られたので相手に500ポイントのダメージを与える」
ジェットファルコンが墓地にいく前に試験官を突ついた.........地味だな
試験官
「くっ.............これがシンクロ召喚」
試験官:4000→3500
静夜
「さらにレベル2【TG ストライカー】にレベル3【TG ワーウルフ】をチューニング!!リミッター解放、レベル5!ブースターランチ、OK!インクリネイション、OK!グランドサポート、オールクリアー!シンクロ召喚!現れろ【TG ワンダー・マジシャン】」
今度は煙が上がり中から女の子がでてきた
TG ワンダー・マジシャン ☆5 チューナー
攻:1900 守:0
静夜
「そしてワンダーマジシャンの効果でシンクロ召喚に成功した時、相手の魔法・罠を一枚破壊する。右のリバースカードを破壊」
ワンダーマジシャンの手から波動みたいなのがでてセットカードを破壊した
破壊したカードは..........【魔法の筒】
あぶねぇ.............
静夜
「さらにシンクロ召喚に成功したのでハイパーライブラリアン効果でデッキからカードを一枚ドロー」
ライブラリアンが本を渡してきた
これは..........ドローか...........?
静夜
「さらに【おろかな埋葬】を発動。デッキのモンスターを一体墓地へ送る。この効果で俺は【グローアップ・バルブ】を墓地に送るぜ」
外野C
「モンスターを墓地に送ってどうするんだ?あいつ」
外野は無視しようか
静夜
「さらに自分が通常召喚に成功したターンに特殊召喚できる【ワンショット・ブースター】を特殊召喚、さらにデッキトップを墓地に送って【グローアップ・バルブ】の効果発動。デュエル中に一度だけ墓地からこのカードを特殊召喚するぜ」
地面から生えてきたバルブとどっかから飛んできたワンショットブースターが並ぶ
ワンショット・ブースター ☆1
攻:0 守:0
グローアップ・バルブ ☆1 チューナー
攻:100 守:100
静夜
「レベル1【グローアップ・バルブ】にレベル1【ワンショット・ブースター】をチューニング!!リミッター解放、レベル2!レギュレーターオープン!ナビゲーション、オールクリアー!シンクロ召喚!【TG レシプロ・ドラゴンフライ】」
虫の様なモンスターがフィールドに現れる
TG レシプロ・ドラゴンフライ ☆2
攻:300 守:300
静夜
「ライブラリアン効果で一枚ドロー。バトル!!ライブラリアンでセットモンスターに攻撃!!」
セットモンスターは.........メタモルポットかよ
メタモルポット ☆2
攻:700 守:400
試験官
「【メタモルポット】のリバース効果発動。お互いに手札を全て捨ててデッキからカードを五枚ドローする」
メタモルポットが笑い出すと手札が墓地に送られ、デッキから五枚カードがでてきた
試験官
手札:3→0→5
静夜
手札:3→0→5
静夜
「だが、【メタモルポット】は破壊だ。残りのモンスターでダイレクトアタック!!」
試験官
「そうはさせない、リバースカードオープン!!【攻撃の無力化】モンスターの攻撃を無効にしてバトルフェイズを終了させる」
攻撃しようとしたモンスターを何か見えない壁が遮った
静夜
「くそ.......メイン2でレベル5【TG ワンダー・マジシャン】にレベル5【TG ハイパー・ライブラリアン】をチューニング!!リミッター解放、レベル10!メイン・バスブースター・コントロール、オールクリアー!無限の力、今ここに解き放ち、次元の彼方へ突き進め!アクセルシンクロ!こい【TG ブレード・ガンナー】」
ライブラリアンとワンダーマジシャンが光出したら、その二つの光が重なり中から緑の機械がでてきた
TG ブレード・ガンナー ☆10
攻:3300 守:2200
静夜
「さらに【TG レシプロ・ドラゴンフライ】の効果発動。1ターンに1度、このカード以外の自分フィールド上に表側表示で存在する【TG】と名のついたシンクロモンスター1体を選択して発動する事ができる。
選択したモンスターを墓地へ送り、墓地へ送ったモンスターのシンクロ召喚に使用したシンクロモンスター一組が自分の墓地に揃っていれば、この一組を自分フィールド上に特殊召喚する事ができる。この効果でブレード・ガンナーをリリースして、再び現れろ【TG ワンダーマジシャン】【TG ハイパー・ライブラリアン】」
レシプロが何か鳴き声をだすとブレードガンナーが苦しそうにもがいたあとライブラリアンとワンダーマジシャンが戻ってきた
何か罪悪感を感じる...........
試験官
「なぜ折角出したモンスターを墓地に送ってまで...........?」
静夜
「この為です。レベル5【TG ワンダー・マジシャン】にレベル5【TG ハイパー・ライブラリアン】とレベル2【TG レシプロ・ドラゴンフライ】をチューニング!!リミッター解放、レベルマックス!レギュレーターオープン・オールクリアー!無限の力よ!時空を突き破り、未知なる世界を開け!いくぞ!デルタアクセル!【TG ハルバード・キャノン】」
三体のモンスターが光出して一つの大きな光になったかと思ったら中から大きな黒い機械がでてきた
TG ハルバート・キャノン ☆12
攻:4000 守:4000
静夜
「カードを二枚セットして、ターンエンド」
こいつの効果は強力だし大丈夫だろ
静夜:4000
手札:3
フィールド
モンスター
TG ハルバート・キャノン 攻:4000
魔法・罠
リバース二枚
試験官
「攻撃力4000..........圧倒的な数値だ...........しかし、私は負けないよ。私のターンドロー」
何か言ってる事が主人公みたいだぞ
本当にこの人ただの試験官か?
試験官:3500
手札:5→6
試験官
「私は【強欲な壼】を発動。デッキからカードを二枚ドローする。そして【手札抹殺】を発動。お互いのプレイヤーは手札を全て捨ててその枚数分デッキからカードをドローする。私は6枚だ」
静夜
「俺は三枚です」
試験官
手札:6→0→6
静夜
手札:3→0→3
試験官
「私は墓地の岩石族を二体ゲームから除外して、【地球巨人 ガイア・プレート】を特殊召喚」
地面からゴゴゴと音を立ててガイア・プレートが出てくる
静夜
「ハルバート・キャノンの効果発動。一ターンに一度モンスターの召喚・反転召喚・特殊召喚を無効にできる。ガイア・プレートの特殊召喚を無効!!」
ハルバートキャノンが投げた槍に当たったガイアプレートは簡単に破壊された
試験官
「リバースカードに注意していたが、まさかそんなに強力なモンスター効果だったか........まぁいい、私は墓地のガイア・プレート、メタモルポット、アステカの石像二体、番兵ゴーレム二体をゲームから除外して、現れろ!!わが最強のしもべ【メガロック・ドラゴン】!!」
またもや地面からゴゴゴと音を立ててでてきたメガロック・ドラゴン
メガロック・ドラゴン ☆7
攻:? 守:?
試験官
「メガロック・ドラゴンの攻撃力は除外した岩石族の数×700ポイントになる、私は6体除外したので4200だ!!」
試験官
「バトル!!メガロック・ドラゴンでハルバート・キャノンに攻撃!!メガロック・ブレス!!!」
メガロック・ドラゴンが口から岩を吐き出す
ブレスじゃねぇ...........
静夜
「くそ..........」
静夜:4000→3800
静夜
「破壊されたハルバート・キャノンの効果発動。ハルバート・キャノン以外の【TG】と名の付いたシンクロモンスターを特殊召喚する。こい【TG ブレード・ガンナー】」
また現れるブレードガンナー
試験官
「私はカードを一枚セットしてターンエンド」
試験官:3500
手札:3
フィールド
モンスター
メガロック・ドラゴン 攻:4200
魔法・罠
リバース 一枚
静夜
「俺のターン、ドロー!!」
俺はデッキからカードをドローする
静夜
「俺は【金華猫】を召喚。効果で召喚成功時に墓地のレベル1モンスターを特殊召喚できる。【グローアップ・バルブ】を特殊召喚」
金華猫の影からバルブが出てくる
金華猫 ☆1
攻:400 守:200
静夜
「レベル1【グローアップ・バルブ】にレベル1【金華猫】をチューニング!!リミッター解放、レベル2!レギュレーターオープン!ナビゲーション、オールクリアー!シンクロ召喚!再び現れろ!!【TG レシプロ・ドラゴンフライ】」
静夜
「そして、【TGX1-HL】を発動。俺の【TG】と名の付いたモンスター一体の攻・守を半分にして相手の魔法・罠を一枚破壊する。セットカードを破壊だ」
レシプロがその銃の様なものを使うと疲れた様な表情をみせた
それ疲れるんだ.........
破壊したのは........聖バリか
TG レシプロ・ドラゴンフライ 
攻:300→150  守:300→150
静夜
「さらにリバースカードオープン【TG1-EM1】を発動。自分フィールド上の【TG】と名の付いたモンスターと相手フィールド上のモンスターのコントロールを入れ替える。【TG レシプロ・ドラゴンフライ】と【メガロック・ドラゴン】のコントロールを入れ替えるぜ」
大きな機械を挟んで向かい合うメガロックとレシプロ
その二体が大きな機械の中を通ってお互いのフィールドを入れ替える
試験官
「なに!?」
静夜
「バトル!!ブレード・ガンナーでレシプロ・ドラゴンフライに攻撃!!シュート・ブレード!!さらに自分フィールドの【TG】と名の付いたモンスターがモンスターを戦闘破壊したので、【TG-SX1】を発動。墓地から【TG】のシンクロモンスターを一体特殊召喚する。この効果でライブラリアンを特殊召喚」
でてきた機械がライブラリアンをつれてきた
試験官:3500→350
静夜
「これで終わりだ!!残りのモンスターでダイレクトアタック!!」
試験官
「うわぁぁ!!!!!」
試験官:350→−6250
試験官
「ありがとう。久々に楽しいデュエルだった」
静夜
「こちらこそありがとうございます」
試験官の人にお礼を言って席に戻る
秋人
「頑張ったね、静夜。お疲れ様」
秋人が声をかけてくれる
静夜
「サンキュー、秋人。お前も頑張れよ」
アナウンス
「試験番号24番、早草(はやぐさ)葉月(はづき)さん、実技試験を開始しますので、デュエルフィールドにきてください」
今は24番か、秋人までもう少しだな.........
この受験番号24........早草葉月のデュエルは俺たちに大きな影響を与えることになる
オマケ:今回の最強カード!!!
今回の最強カードは、こちら
【地球巨人 ガイアプレート】
墓地の岩石族モンスターを二体除外して特殊召喚できる半上級モンスター
自身の効果で戦闘を行う場合ダメージステップに相手モンスターの攻守を半分にするという強力な効果をもつ
岩石族モンスターには【メタモルポット】やパーミッションコアキメイルの方々など優秀なカードも中々多いので、このカードでデッキを作るのは割と簡単
一番の強みは2800打点がありながら自身の効果により実質5600打点ある事
しかも効果発動はダメージステップの最後なので【オネスト】にも強い
主な対処法は、除去カード(毎回出てますね、すいません)、コントロール奪取
自身は何の耐性も持っていないので普通に除去に弱い
コントロール奪取は強力なモンスターの宿命です
特に【強制転移】などで奪われた場合は戦闘ダメージがやばい。
しかし、次の相手スタンバイに維持コストが払えず自壊するとおもわれるので1ターン耐えられれば大体問題はない
使用者はこの辺のカードに気をつけたい所
ガイアプレートを使う側はコアキメイルの方々を使って守っていけるとよい
因みに維持コストは【スキルドレイン】発動下でも無効にされないので気をつけましょう
以上、今回の最強カードでした