アカデミア合格祝い?二体のドラゴンの戦い
今日はアカデミア合格発表の手紙が届く日
秋人がポストに手紙を取りに行く
静夜
「どうだった〜?」
手紙を持って戻ってきた秋人に聞く
秋人
「まだ見てない。はい、これ静夜の」
秋人が俺に一通の手紙を渡した
手紙の包装を少し乱暴に破り中の手紙を読む
静夜
「改めて聞くけど、どうだった?」
秋人
「合格、静夜は?」
静夜
「俺も合格、オシリスレッドだ」
秋人
「僕はラーイエローだよ」
まぁ、受験番号的にはそうだよな
静夜
「そっか、なぁデュエルしようぜ!!」
秋人
「いいよ」
静夜
「ただし、デッキは今からあのアタッシュケースを漁って作るファンデッキでな」
そう言って俺はアタッシュケースを指差す
秋人
「面白そうだね、そのデュエル受けて立つよ」
静夜
「出来たか?」
秋人
「もちろん、我ながらいいデッキだよ」
静夜
「そうか、じゃ早速」
静夜・秋人
「「デュエル!!」」
静夜:8000
秋人:8000
秋人
「先攻は僕がもらうよ、ドロー」
秋人
手札:5→6
秋人
「僕は【黒竜の雛】を召喚」
早速分かったぞ
こいつのデッキだろ
黒竜の雛 ☆1
攻:800 守:500
秋人
「【黒竜の雛】効果発動、このカードをリリースして手札から【真紅眼の黒竜】を特殊召喚する」
真紅眼の黒竜 ☆7
攻:2400 守:2000
静夜
「先攻1ターン目で出したって事は...........」
まぁ、アレだろうな
秋人
「もちろん、通常魔法【黒炎弾】を発動。自分フィールド上の【真紅眼の黒竜】一体の元々の攻撃力分のダメージを与える。このターン【真紅眼の黒竜】は攻撃できなくなる。まぁ、関係無いけどね」
静夜:8000→5600
静夜
「重た........」
秋人
「カードを一枚セットしてターンエンド」
秋人:4000
手札:2
フィールド
モンスター
真紅眼の黒竜 攻:2400
魔法・罠
セット 1
静夜
「俺のターン、ドロー!!」
静夜
手札:5→6
静夜
「俺はモンスターをセットしてターンエンドだ」
静夜:5600
手札:5
フィールド
モンスター
セット 1
魔法・罠
なし
秋人
「僕のターン、ドロー」
秋人
手札:2→3
秋人
「僕は【黒炎弾】を発動する」
静夜
「またかよ.........」
静夜:5600→3200
秋人
「さらにリバースカードオープン!!【メタル化 魔法反射装甲】このカードは発動後装備カードになり攻・守を300アップさせる。【真紅眼の黒竜】に装備」
真紅眼の黒竜 ☆7
攻:2400→2700 守:2000→2300
静夜
「そこまでやったらやるんだろ?アレ」
秋人
「当たり前だよ、【メタル化 魔法反射装甲】を装備した【真紅眼の黒竜】を生贄に捧げ、デッキから【レッドアイズ・ブラックメタルドラゴン】を特殊召喚。このカードは魔法反射装甲を装備したレッドアイズを生贄にしてデッキから特殊召喚できる」
レッドアイズ・ブラックメタルドラゴン ☆8
攻:2800 守:2400
秋人
「さらにもう一体の【黒竜の雛】を召喚、【黒竜の雛】をゲームから除外して【レッドアイズ・ダークネスメタルドラゴン】を特殊召喚。召喚条件は言わなくていいよね?」
レッドアイズ・ダークネスメタルドラゴン ☆12
攻:2800 守:2400
秋人
「レダメ効果で墓地のレッドアイズを特殊召喚」
ひでぇよ!!
こんなの半ガチデッキじゃん
秋人
「バトル!!ブラックメタルでセットモンスターに攻撃!!ダークメガフレア」
静夜
「やっぱり俺とお前はライバルくらいの関係にあるっぽいぜ、破壊された【伝説の白石】効果発動!!デッキの【青眼の白龍】を手札に加える」
秋人
「ブルーアイズか.........確かにびっくりだね、レダメでダイレクトアタック!!ダークネスメタルフレア!」
静夜
「いってぇ........」
静夜:3200→400
秋人:8000
手札:1
フィールド
モンスター
レッドアイズ・ダークネスメタルドラゴン 攻:2800
レッドアイズ・ブラックメタルドラゴン 攻:2800
真紅眼の黒竜 攻:2400
魔法・罠
無し
静夜
「俺のターン、ドロー」
静夜
手札:2→3
静夜
「準備完了!!俺は【古のルール】を発動!!レベル5以上の通常モンスターを一体手札から特殊召喚する。もちろん、ブルーアイズを特殊召喚」
青眼の白龍 ☆8
攻:3000 守:2500
秋人
「出て来たね、ブルーアイズ」
静夜
「さらにブルーアイズが自分フィールドにいるので【滅びの爆裂疾風弾】を発動!!相手フィールド上のモンスターを全て破壊するぜ。まぁ、このターンブルーアイズは攻撃できなくなるけどな」
秋人
「うわぁ..........ガラ空きか.........」
静夜
「まだまだぁ!!さらに【融合】を発動!!フィールド上のブルーアイズと手札のブルーアイズ二体で融合!!現れろ!【青眼の究極竜】」
青眼の究極竜 ☆12
攻:4500 守:3800
秋人
「こいつはマズイな..........」
静夜
「さらに、自分フィールド上のアルティメットをリリースして【青眼の光龍】を特殊召喚!!」
青眼の光龍 ☆10
攻:3000 守:2500
秋人
「さらにマズくなった.........」
静夜
「シャイニングは墓地のドラゴン一体に付き攻撃力が300アップする!シャイニングの攻撃力は4500だ!!バトル!シャイニングでダイレクトアタック!!シャイニング・バースト!!」
秋人
「うわぁぁ!!」
秋人:8000→3500
静夜
「俺はこれでターンエンド!!」
静夜:400
手札:0
フィールド
モンスター
青眼の光龍 4500
魔法・罠
なし
秋人
「僕のターン、ドロー」
秋人
手札:1→2
秋人
「僕は魔法カード【未来融合フューチャーフュージョン】を発動!!エクストラデッキの融合モンスター一体を選択してその融合素材を墓地に送り、僕の二回目のスタンバイフェイズにそのモンスターを特殊召喚するよ」
まぁ、対象はどうせ..........
秋人
「もちろん【F・G・D】を選択。ドラゴン五体なので、【真紅眼の飛竜】三体と【真紅眼の黒竜】を一体【黒竜の雛】一体を墓地に送る」
秋人
「エンドフェイズ!!【真紅眼の飛竜】の効果発動!!召喚をしていないターンのエンドフェイズに墓地のこのカードを除外して【レッドアイズ】と名のついたモンスターを一体特殊召喚する。レダメを守備表示で特殊召喚!!ターンエンドだ」
秋人:3500
手札:1
フィールド
モンスター
レダメ 2400
魔法・罠
フューチャーフュージョン(0ターン目)
静夜
「俺のターン、ドロー!!」
ドローカードは..........白石かよ!!
くそ.......腐った.........
静夜
「バトルフェイズ!!シャイニングでレダメに攻撃!!シャイニング・バースト!」
静夜
「メイン2にモンスターをセットしてターンエンド」
静夜:400
手札:0
フィールド
モンスター
光嫁 4500 セットモンスター(白石)
魔法・罠
なし
秋人
「僕のターン!!ドロー!!」
ドローカードを確認してニヤッと笑う秋人
何を引いたんだ?
秋人
手札:1→2
秋人
「僕は【強欲なツボ】を発動!!カードを二枚ドローする」
秋人
手札:2→3
秋人
「僕は【死者蘇生】を発動!!墓地のレダメを特殊召喚する。効果でレッドアイズを特殊召喚」
秋人
「さらに、【異次元からの埋葬】を発動!!除外されてる【真紅眼の飛竜】と【黒竜の雛】を墓地に戻すよ」
秋人
「そして、フィールド上のレッドアイズをリリースして手札から【真紅眼の闇竜】を特殊召喚!!」
真紅眼の闇竜 ☆9
攻:2400 守:2000
静夜
「なに!?」
秋人
「ダークネスの攻撃力は墓地のドラゴン一体に付き300ポイントアップする!!8体いるので2400アップ!!4800だ!!」
おお.........シャイニングが超えられたか..........
秋人
「バトル!ダークネスでシャイニングに攻撃!!ダークネス・ギガ・フレイム!!」
静夜
「くっ..........」
静夜:400→100
秋人
「レダメでセットモンスターに攻撃!!ダークネスメタルフレア」
静夜
「破壊された【伝説の白石】効果発動!!対象はいないぜ!!」
秋人
「そうか..........残念だね」
秋人
「僕はこれでターンエンド!!」
秋人:3500
手札:0
フィールド
モンスター
闇竜 4800 レダメ 2800
魔法・罠
フューチャーフュージョン(1ターン目)
静夜
「俺のターン!!シャイニング・ドロー!!」
いよっしゃ!!
まじシャイニングだわ
静夜
手札:0→1
静夜
「俺は【龍の鏡】を発動!!墓地の【伝説の白石】二体【青眼の白龍】一体【青眼の究極竜】一体【青眼の光龍】一体を除外してエクストラの【F・G・D】を特殊召喚だ!!」
F・G・D ☆12
攻:5000 守:5000
秋人
「うげ..........」
静夜
「バトル!ファイブゴットでダークネスに攻撃!!ファイブ・ゴット・ブラスト!!」
秋人:3500→3300
秋人
「ダークネス!!」
静夜
「よし、これでターンエンドだ」
静夜:100
手札:0
モンスター
F・G・D 5000
魔法・罠
なし
秋人
「僕のターン、ドロー!!」
秋人
手札:0→1
秋人
「スタンバイフェイズ、フューチャーフュージョン効果で【F・G・D】を特殊召喚」
静夜
「あ...............」
忘れてたーーーー!!!!
最悪だ.............
あ、でも【F・G・D】の効果で生き残るじゃん
やったね
秋人
「静夜.........うん、ごめん。レダメ効果で墓地のレッドアイズを特殊召喚。.............【黒炎弾】を発動」
静夜:100→−2300
静夜
「あ............」
まけたぁぁぁ!!!!
秋人
「よし、勝った」
静夜
「いや〜負けた、まさか黒炎弾でやられると思わなかった」
秋人
「うん.........ごめん。でもいいデュエルだったね」
静夜
「まぁそうだな。楽しかったし。よし、何か新しいデッキでも作ろうぜ」
秋人
「いいよ」
こうして俺たちはグダグダ過ごしながら入学の日を待ったのだった
オマケ:今回の最強カード!!!
今回の最強カードはこちら
【真紅眼の闇竜】
自分フィールド上のレッドアイズをリリースすることでのみ手札から特殊召喚できる闇属性のドラゴン
最強カードは光龍にしようかと思ったけど、個人的に好きだったので闇竜にしました
主な対処法は、効果はかい(・・・・・・)です
闇竜は攻撃力上昇の効果を持っていますが、光龍と違い何かしらの耐性を持っているわけではないので普通に効果破壊に弱い
まぁ光龍の耐性もそこまで強くは無いですけども
そして【バスター・ブレイダー】や【超魔導剣士ーブラック・パラディン】にはどんなに墓地をこやしても勝てない宿命にある
それでも、第一に格好いいので今回の様な【真紅眼の黒竜】デッキやレッドアイズを混ぜた【ドラゴン族】にいれてみるのもいいかもしれないとは思いますね、はい
以上、今回の最強カードでした