小説『彼女はボクのアイドル(完結)』
作者:masa-KY()

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【 登場人物 】

・唐草潤太(カラクサジュンタ) 17歳 絵画に没頭する高校3年生

 ごく一般的な家庭で育った、ごく一般的な高校生。
 趣味は絵を描くことで、風景画を描くことが大好きである。その実力は、ちょっとした風景画コンテストで佳作を取るほどの腕前だ。
 偶然、超売れっ子アイドルの夢百合香稟と街で出会ってから、彼女との禁断の交友録が始まってしまう。
 決して積極的ではないが、心の奥にあるやさしさは、人一倍優れたものを持っている。

・夢百合香稟(ユメユリカリン)(芸名) 17歳 超売れっ子なスーパーアイドル
 信楽由里(シガラキユリ)(本名)
 夢野香(ユメノユリ)(別名)

 高校生の時、芸能プロダクションにスカウトされて、アイドルとなった愛らしい女の子。
 芸能界の縛られた世界に嫌気が差し、移動中の車から脱走して、偶然にも唐草潤太と巡り合い、彼との密かな付き合いが始まった。
 テレビの世界での芸名と、本名、そして唐草潤太と一緒にいる時に使う別名と、3つの名前を使い分けている。
 唐草潤太との触れ合いによって、少しずつ心の中にある真実に目覚めていくことになる。

・新羅今日子(シラギキョウコ) 28歳 芸能事務所の鬼マネージャー

 夢百合香稟が所属する芸能事務所「新羅プロダクション」の敏腕マネージャーであり、「新羅プロダクション」社長の一人娘でもある。
 過去に夢百合香稟同様、アイドルだった経歴を持っている。
 香稟に対しては、愛情を持って厳しく当たるが、心の奥では、彼女を身内のように気遣うやさしい心の持ち主だ。

・連章琢巳(レンショウタクミ) 26歳 女の子にモテモテの若き人気タレント

 芸能事務所「レンショウ・カンパニー」に所属する人気タレントであり、事務所の社長の実の息子でもある。
 非常に女癖が悪く、芸能界でもうわさ話の絶えない男で、輝かしいアイドルの夢百合香稟に目を付けて、彼女を自分のものにしようと企む。

・九埼まりみ(クサキマリミ) 23歳 夢百合香稟の所属する事務所の先輩

「新羅プロダクション」に所属するうだつの上がらない女優。
 夢百合香稟より先に芸能界入りしたものの、なかなか芽が出ないことで、彼女に激しい嫉妬心を抱く。

・唐草拳太(カラクサケンタ) 14歳 唐草潤太の弟

 兄と違って好奇心旺盛な中学生。
 芸能に関しては精通しているため、人気爆発の夢百合香稟のファンを自負している。

・色沼龍一(シキヌマリュウイチ)・浜柄晋(ハマガラシン) 17歳 唐草潤太のクラスメイト

 唐草潤太とは友人であり、古い付き合いの二人。
 いろいろな面でお節介を焼きまくるが、心底唐草潤太を気に掛けるいい仲間達である。

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