小説『遊戯王GXに転生 ところで遊戯王って何?』
作者:()

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真夜中のデュエル!4 ?の呪い



SIDE 十代


万丈目が天魔のモンスターを奪った途端、万丈目の様子が変わった。

十代「一体、何が・・・?」

ユベル『十代、大変な事になったよ』

ユベル、何だよ大変な事って?

ユベル『今まであの男に抑えられていた力が解放され、万丈目という奴の体を支配している!』

何だって!?

ユベル『あのモンスターを倒さない限り、アイツはずっとあのモンスターの操り人形だよ』

倒すって言っても、天魔の奴はもうモンスターを召喚できないんだぞ!

ユベル『それでも、やるしかないんだよ』

・・・、頑張ってくれ、天魔!


SIDE OUT



万丈目「さっさとターンエンドするんだな!」

何だろう、万丈目から黒いオーラのようなものが出ているように見える。

天魔「そんなに急かすなよ、まだ俺はモンスターを召喚できるからな」

万丈目「何言ってるんだ?貴様は既にモンスターを召喚してるじゃ・・・」

そう思ってんなら、よく見とけ!

天魔「俺は裏側守備モンスターを反転召喚する!」

十代「そうか!通常召喚はできなくても、反転召喚はできる!」

ユベル『問題は、あのモンスターでこの状況をひっくりかえせるかどうかだね』

俺の場に伏せられていたモンスターがその姿を現す。

クリボルト『クリクリ〜!』

クリボルト
効果モンスター
レベル1/光属性/雷族/ATK300/DEF200

「「『「は?」』」」

ん?皆どしたの?

万丈目「ふははは!そんなザコモンスターで何ができる!」

クリボルト『クリ〜!』

万丈目の言葉にお怒りの様子のクリボルト。

天魔「まぁ、そう言うなよ。コイツにはコイツにしかできない事があるんだぜ?」

万丈目「ならば見せて貰おうか、その雑魚で何ができるのかをな!」

あぁ、見せてやるよ、こいつの力をな!

天魔「俺はクリボルトの効果発動!オーバーレイ・ユニットを持っているエクシーズモンスター一体を選択し、選択したモンスターのオーバーレイ・ユニットを一つ取り除き、デッキからクリボルト一体を特殊召喚する!」

アシッド・ゴーレムの周りに浮かんでいた光の球の一つがクリボルトとなって俺の場に現れる。

アシッド・ゴーレム
ORU2→1

天魔「さらに特殊召喚されたクリボルトの効果発動!デッキから最後のクリボルトを特殊召喚する」

アシッド・ゴーレム
ORU1→0

天魔「カードを一枚伏せ、ターンエンド」

天魔
LP4000
手札/2枚
場/クリボルト(ATK300)×三体
魔法・罠/グラヴィティ・バインド-超重力の網-、リバースカード、一枚

万丈目「何をするかと思えば、ただ雑魚を三体並べただけか。そんな雑魚などこのアシッド・ゴーレムで蹴散らしてやる!俺のターン!」

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