真夜中のデュエル!6 闇を打ち抜く一撃!
?『主よ、我を出せ』
突然、デッキから声がする。
ん?お前がやるのか?
?『あぁ、頼む』
分かった。それじゃ、頼んだぜ。
天魔「俺はリバースカードを発動!罠カード、!このカードが発動している間、罠カードの効果は無効になる」
万丈目「何だと!?(これではが発動できない!)」
天魔「さらに俺は永続魔法、を発動!このカードは自分のターンのバトルフェイズ中、自分フィールド上の全モンスターの攻撃力を200ポイントアップする」
万丈目「ふん!そんなザコ共の攻撃力が上がったところでアシッド・ゴーレムには遠く及ばんぞ!」
天魔「別にクリボルト達でアシッド・ゴーレムを倒そうとはしないさ。俺はクリボルト二体をリリースし、
光と闇、二つの世界の狭間より降臨せよ!光と闇の竜(ライトアンドダークネスドラゴン)!」
クリボルト二体が消え、代わりに右半身が白、左半身が黒のドラゴンが現れる。
光と闇の竜
レベル8/光属性/ドラゴン族/ATK2800/DEF2400
十代「光と、闇の竜・・・」
万丈目「何だ、このドラゴンは・・・!?」
天魔「いくぜ、バトルフェイズ!の効果により、俺のモンスターの攻撃力が200ポイントアップする」
光と闇の竜
ATK2800→3000
クリボルト
ATK300→500
天魔「光と闇の竜で破滅のアシッド・ゴーレムに攻撃!シャイニングブレス!」
万丈目「バカな!?攻撃力が同じモンスターで攻撃だと!?」
光と闇の竜の放った攻撃がアシッド・ゴーレムに当たるとアシッド・ゴーレムが破壊された。
万丈目「何故だ!?攻撃力は同じなのに何故俺のモンスターだけが破壊されるんだ!?」
お前のじゃねぇよ。
天魔「アシッド・ゴーレムはオーバーレイ・ユニットがない状態で攻撃対象になった時、ダメージ計算を行わず、自壊する」
万丈目「くっ!だが、これで俺は次のターンダメージを受ける事もなくモンスターで攻撃できる!貴様のミスでな!残念だったな!」
天魔「俺がミスだと?とんだロマンチストだな!残念だったのはお前だ、万丈目」
突然、万丈目の場に魔法陣の様なものが現れ、そこからアシッド・ゴーレムが出てきた。
万丈目「な、何だ!?」
天魔「アシッド・ゴーレムは破壊された時、コントローラーに2000ポイントのダメージを与える」
万丈目「何だと!?」
アシッド・ゴーレムがゆっくりと万丈目に近づく。
万丈目「あ、あああ・・・・」
戦意を喪失した万丈目にアシッド・ゴーレムは容赦なく殴り掛かった。
万丈目「うああああああ!!!!」
万丈目
LP2000→0
天魔
WIN
デュエルが終わり、ソリッドヴィジョンのモンスター達が消える。
万丈目「・・・」
万丈目は気絶していた。よほど怖かったのだろう。
天魔「ふう〜、終わった終わった」
そう言って俺はデュエル場を去って行った。