小説『遊戯王GXに転生 ところで遊戯王って何?』
作者:()

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女子寮でのデュエル!1



万丈目とのデュエルから数日後の夜、俺と遊城は女子寮に向かっていた。

理由?

俺が部屋でくつろいでいたら突然、

十代「天魔!大変だ!」

天魔「確かに大変だな。主に部屋のドアが」

十代「わ、わりぃ。ってそうじゃなくて大変なんだ!翔が捕まっちまったんだ!」

何?

天魔「丸藤が?」

十代「あぁ、それでお前に頼みがあるんだ」

天魔「頼み?」

十代「捕まった所が女子寮らしいんだけど、女子寮の場所がわかんねぇから案内してくれ!」

といった訳で現在女子寮に向かってる。

まったく丸藤の奴、覗きでもしたのか?




女子寮に着くと、そこには天上院と蒼月、ブルー女子二人、そしてぐるぐる巻きにされたうえに宙吊りにされた丸藤がいた。

十代「翔!助けに来たぞ!」

翔「アニキ〜、天魔君〜」

明日香「来たわね、十代、星神君」

天魔「天上院、お前、やっぱりそんな趣味が・・・」

明日香「私にそんな趣味はないわよ!!」

天魔「それじゃあ、そちらのお二人さんの趣味で?」

ももえ「私達にもそのような趣味はありませんわ!!」

ジュンコ「そうよそうよ!!」

天魔「それじゃあ・・・」

カグヤ「私にもそんな趣味はないからね!!」

となると・・・

天魔「帰るぞ遊城」

十代「え!?何で!?」

天魔「よく考えてみろよ。女子達にあんな趣味はない、となるとだ、あれは丸藤の趣味という事だ」

翔「違うッスよ!?僕にこんな事をされる趣味はないッスよ!!」

天魔「そう興奮すんなよ、丸藤」

翔「誰のせいだと思ってるんスか!!」

天魔「分かってるって。どうせ天上院からラブレターを貰ったけどそれは誰かの悪戯で女子寮の周りをうろついていたら覗きと勘違いされて捕まったとかそんな所だろ?」

翔「す、すごいッス、まるでさっきの推理がただの遊びだったかの様な名推理ッス・・・」

え、マジで?

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