アナザーサイド2
SIDE カグヤ
デュエル場の明かりが点いていたため、気になって陰から隠れてこっそり中の様子を見ていた。
そこには、星神君と十代君、翔君に万丈目君とその取り巻きの人達がいた。(途中から明日香さんも加わった)
そして星神君と万丈目君がデュエルデュエルを始めた。
3ターン目まで、互いにダメージを与える事はなかったけど、星神君がナンバーズを出し、万丈目君のマジックコンボでそのコントロールを得てから状況は一変した。
万丈目君から黒いオーラが出てきたり、右手に30の文字が浮かび上がったりした。
あれは間違いなく、ナンバーズの力に呑まれた人たちと同じ症状だった。
その後の展開はシャークとカイトのデュエルをアレンジした様なものだった。
それにしても驚いたな、
カグヤ「ナンバーズってアニメ効果だったんだ」
?『そこなの!?驚く所は!?』
え?他にどこを驚けば・・・?
?『貴女は気付かなかったの?』
?
?『彼は皇の鍵もフォトンの力も、トロン達の紋章の力もなしでナンバーズを操っていたのよ?』
そう言われてみれば、確かに・・・。
?『それに最後に出した光と闇の竜、あれは間違いなく・・・』
精霊・・・
?『しかも、貴女のハネクリボーと同じ漫画版GXに出えきたマァトの羽のね・・・』
ハネクリボーもだけど、なんで漫画版GXの精霊がこの世界に?
?『おそらく、トラゴエディアを封印した後、こちらの世界に来てしまったのかもね(ホント、何者なのかしら、彼・・・)』
あ、そろそろガードマンが来ちゃう!
急いでこの場を離れなっくちゃ!
SIDE OUT