プロローグ2
(自称)神様はありえないものを見る様な顔をした。
神「えっ?知らないんですか、遊戯王を?」
「全然」
神「遊戯王って大人気なカードゲームですよ」
「へ〜、そうなんだ」
神「そ、それじゃあ、特殊能力についてなんですが・・・」
「どんな世界かわかんねぇから選びようがねぇな」
神「ですよね〜」
(自称)神様も困った顔をしている。
そりゃあ、遊戯王ってのを知らない俺が悪いんだろうけどさ・・・。
さて、どうしたもんか・・・。
「おい、(自称)神様」
神「何ですか?あと私は(自称)神様じゃありません!」
「そんなことはどうでもいい。それよりも、その特殊能力ってのは、遊戯王に関係あるものじゃないとだめなのか?」
神「?いえ、別に遊戯王に関係あるものしかだめというわけではないですけど・・・」
「そうか、それじゃあ、ゼロの使い魔にでてくる虚無の使い魔のルーンで頼む」
神「虚無の使い魔のルーンですか・・・。一応理由を聞かせてくれますか?」
「そうだな、どんな世界かわからねぇから、自衛のためにガンダールヴが必要だったし、他のルーンも何かの役に立つかもしれないから、てーのが理由だ」
神「(まぁ、あの世界にはリアルファイトもありますしね・・・。)でも、遊戯王は知らないのにゼロ使は知ってるんですね」
「別にそこまで詳しいわけじゃねぇよ。ただ前に何となく読んでたラノベのタイトルがそれだったってだけだ」
神「そうなんですか。わかりました。一応サービスとして、こちらでサポートできるアイテムも付けておきますね」
「わりぃな、そんな事までしてもらって」
神「いえいえ、気にしないでください。ただのサービスですから。それじゃあ、あなたを遊戯王の世界に転生させますね」
すると、突然俺の体が光りだした。
神「それでは、星神 天魔さん、よい人生を」
それを聞いて、俺はこの空間から消えた。