話し合い３
ヘカテー「私達に協力しなさい！星神天魔！」
天魔「・・・はい？」
何言ってんの、コイツ・・・
天魔「何で俺が？」
ヘカテー「それはもちろん、あなたが転生者だからよ」
？
天魔「どういう事だ？」
ヘカテー「言葉通りよ。これは転生者が起こした事件、なら解決するのも転生者の務めよ！」
滅茶苦茶な理屈だ・・・
天魔「そう言うがよ、その転生者が何処にいるのかわかってんのか？」
ヘカテー「いいえ、まだよ。でも・・・」
天魔「でも？」
ヘカテー「奴がこのアカデミアに現れる可能性はあるわ」
天魔「何でだよ」
ヘカテー「転生者の思考は大抵自分のハーレムを作る事だからよ」
ハーレム？
天魔「ハーレムなんて作って何がしたいんだ？」
ヘカテー「さあね。そういう転生者は決まって、女の子達から気味悪がられたり、他の転生者にコテンパンに負けて失敗するのがオチだからよ」
天魔「ふーん」
ヘカテー「という訳だからこの世界と女の子達の平和の為に協力してね！」
天魔「はっ！？だから何で俺が協力する必要があるんだよ！？」
ヘカテー「理由なら先程言ったわよ？」
おい、それって・・・
天魔「俺にその転生者を倒せって事か・・・」
ヘカテー「その通りよ！」
ハァ、何だかメンドーな事に巻き込まれたな。いや、昔からか・・・