制裁デュエル!6 VS海馬!
SIDE カグヤ
私は、というよりもこの会場にいる全員が驚いていた。
何故なら、今デュエル場にいるあの伝説のデュエリストの海馬瀬人から語られたのは、ドーマ編で出てきた世界的大企業、パラディウス社の現総帥が、私達の友人である星神天魔君であるという衝撃的な事だからだ。
というか、天魔君!何で教えてくれなかったの!?
三沢「聞いた事がある。数年前、当時起きたデュエルモンスターズのモンスターが実体化し、暴れ回っていたという謎の事件でパラディウス本社がモンスターによって倒壊し、総帥であるダーツという人も行方不明となり、会社も経営難となったが、当時十歳にも満たない少年により会社を再興、パラディウス社は再び世界的大企業になったという・・・。その少年がまさか彼だったとは・・・」
翔「あれ?三沢君、居たの?」
三沢「居たよ!最初から!」
私も気付かなかった・・・。でも、三沢君のおかげで大体の事情が分かった。
とりあえず、詳しい事情はこのデュエルの後で聞くとしよう。
もうすぐ伝説のデュエリストとのデュエルが始まるのだから・・・
SIDE OUT
クロノス「そ、それで〜ワ、これより制裁シングルデュエルを始めるの〜ネ!」
俺と海馬は同時にデュエルディスクを起動させ、叫んだ。
「「デュエル!!」」
天魔 LP4000
海馬 LP4000
海馬「先攻はもらうぞ!俺のターン!ドロー!ブラッド・ヴォルスを召喚!」
ブラッド・ヴォルス
通常モンスター
レベル4/闇属性/獣戦士族/ATK1900/DEF1200
海馬のデッキの特攻隊長か・・・
海馬「カードを一枚伏せ、ターンエンドだ!」
海馬
LP4000
手札/4枚
場/ブラッド・ヴォルス(ATK1900)
魔法・罠/リバースカード一枚
さて、俺のターンだが、何なんだ、この手札は・・・
俺にネタをやらせたいのか?