寮入れ替え試験2 暗躍する骸骨騎士
!?この、気配は!!
天魔「あの時の骸骨野郎のか・・・!」
しかし、何故今まで感じられなかったアイツの気配が?
天魔「・・・、今はそんな事よりアイツの所に向かうべきか」
そう言って、俺は骸骨野郎の気配のする場所へ向かった。
SIDE 万丈目
万丈目「な、何だ、貴様は!?」
俺が謎の声に応えた瞬間、目の前に骸骨の騎士が現れた。
骸骨騎士「我は骸骨騎士。力を望む者に力を貴様に力を与える為に来た」
万丈目「俺に、力を・・・」
骸骨騎士「そうだ、貴様に決闘竜(デュエルドラゴン)の力を与えよう」
決闘、竜?
そう言って、奴は俺に白いカードを見せた。
骸骨騎士「このカードには決闘竜の力が宿っている。そして、これはこの決闘竜をサポートするカード達だ」
すると今度は複数のカードを見せた。
骸骨騎士「このカード達を使い、あの男を倒すのだ」
俺は無意識にそのカード達を目の前の骸骨騎士と名乗る異形の者から受け取っていた。
そして気がつくと、奴は俺の前から姿を消し、俺の手には奴から貰ったカード達が握られていた。
SIDE OUT
クソッ!
あと少しで奴の気配のする場所に着こうとしたところで、奴の気配が消えた。
だが、奴は何故今になって姿を現したんだ?
まぁいい、たとえどんな目的があろうと叩き潰す!
そして、俺はイエロー寮に帰った。