小説『遊戯王GXに転生 ところで遊戯王って何?』
作者:()

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寮入れ替え試験1

どうも、星神天魔だ。

俺は今、校長室にて鮫島校長とある話をしている。

その内容はというと、

天魔「寮入れ替え試験ねぇ・・・」

鮫島「はい。クロノス先生を筆頭に貴方の実力でいつまでもイエローにしておくわけにはいかないとの意見がありまして・・・」

なんでも俺の正体を知った途端、クロノス教諭が俺をブルーにするべきだと言い出し、それに他の教師達も賛成したが、鮫島校長がなんの試験もなしにいきなり昇級というわけにはいかないと反論したところ、クロノス教諭が今回の寮入れ替え試験を提案したらしい。

天魔「俺としては別にどうでもいいんだがな」

鮫島「ですが、今回の事は既に決定事項ですので、どうする事も」

ハァ、メンドーな事になっちまったな

天魔「まぁ、試験は受けるが、昇級するかどうかは俺が決めるぞ?」

鮫島「分かりました」

そう言って、俺は校長室を出て行った。

寮入れ替え試験ね・・・

さて、誰が相手なのか


SIDE 万丈目

クソッ!俺はどうしたらいいんだ!!

俺は先程、クロノス教諭に星神天魔との寮入れ替え試験を命じられた。

勝てばそのまま、負ければイエローに降格、だが、あの男を相手に勝てるわけがない・・・

それに、クロノス教諭が俺にその事を伝えた時の目、あれはクロノス教諭がドロップアウトのレッド共を見る時の目だった。

クロノス教諭はレッドに負けた俺はもはやエリートであるブルーにいる資格はないと言うのか!

俺はエリートでなければならない・・・

兄さん達の期待に応える為に!

その為にはあの男、星神天魔を倒さなければならない・・・

だが、あの時、この島に来た夜にアイツとデュエルした時、俺はアイツの掌の上で踊らされていただけだった。

どうやっても、俺はアイツに勝てない・・・

俺は、どうしたら・・・

?「力を望むか」

!?な、何だ、今の声は・・・

?「力を望むか、あの男、星神天魔に勝つ力を」

!?アイツに、星神天魔に勝つ力・・・

?「力を望むか」

そんな事、決まっている!!

万丈目「欲しい!あの男に、星神天魔に勝てる力が!!」

?「ならば、貴様に力を渡そう」

そう言って、俺の目の前に、骸骨の騎士が現れた。


SIDE OUT

-78-
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