小説『遊戯王GXに転生 ところで遊戯王って何?』
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寮入れ替え試験9

シャーク・ドレイクの攻撃が万丈目のライフを繋ぎ止めていたモンスターを破壊し、今度こそ俺の勝利が決まった。

万丈目「クソッ!決闘竜という力を使っても、俺は奴に勝てないというのか・・・」

万丈目がなんか言っているが、俺には関係ないな

クロノス「それでーワ、これでシニョール星神にはオベリスク・ブルーへの昇級を認めるのーネ」

あーそう言えばそういうデュエルだったな、これ・・・

骸骨騎士とか万丈目のオーガ・ドラグーンの事で忘れてたわ・・・


その後、俺のブルー入りが決まり、寮の引っ越しの準備やら遊城達が祝いに来たりと大変だった。



SIDE 万丈目

クソッ!骸骨騎士の奴、何がこのカードを使えば星神天魔に勝てる、だ!

まったく役に立たないじゃないか!

骸骨騎士「その様子ではあの男に負けたようだな」

突然俺の前に骸骨騎士が現れた。

万丈目「貴様!このカードを使えば奴に勝てると言っておきながら、まったく役に立たなかったぞ!」

骸骨騎士「そうではない。貴様の戦略よりあの男の戦略の方が上手だった、ただそれだけだ」

万丈目「何だと!?」

骸骨騎士「しかし、もう少し使えると思ったが、この時期の貴様がこれほどまでに弱いとはな」

この時期の俺?何を言ってるんだコイツ?

骸骨騎士「貴様が理解する必要はない。貴様はここで決闘竜の贄となるのだからな!!」

そう言うと同時に俺の融合デッキに入っていたオーガ・ドラグーンのカードからオーガ・ドラグーンが姿を現した。

万丈目「な!?」

何が起こっている!?これじゃあまるで、数年前のあの事件と同じ・・・

骸骨騎士「オーガ・ドラグーンよ、その小僧を喰らえ!!」

オーガ・ドラグーンが俺に向かって襲い掛かって来る。

に、逃げなければ、殺される!?

頭ではそう考えていても、体が動かなかった。

オーガ・ドラグーンが目の前にまで迫り、俺は死を覚悟し、目を瞑った。

だが、いつまでたっても何の衝撃も来なかった。

天魔「ふぅ、間一髪間に合ったな」

「「!?」」

目を開けるとそこには星神天魔と以前俺とのデュエルで現れた白黒の竜がいた。


SIDE OUT

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