やっぱり鼻の奥がツンとして、枯れたはずの涙の雫が零れる。
泣いても、泣いても、じぃちゃんは帰ってこない。
ねえじぃちゃん。
私の事、大好きって言ってくれたよね?
私も、ずっとずっと大好き。
だけど、もう、ほんとに、
ばいばいなんだね。
…ちゃんと言うね。
じぃちゃんはうじうじするの、嫌いだもんね。
じぃちゃん。
ばいばい。
ありがとう。