小説『遊戯王 New Generation』
作者:吉良飛鳥(自由気侭)

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 「まさかお前が1ポイントも削れずに負けるたぁな…」

 「あの子強いよ。影虎なんかとはまるで違う…『本物のデュエリスト』だわ。」

 霧恵がチームピットに戻ると、すぐさまピットクルーが動きだし、ラストホイーラーの遊哉が出動する準備を始める。
 そんな中での会話。

 実際に戦った霧恵が言うには撫子は『本物』との事。
 其れを聞いただけでも遊哉のやる気は最大級。
 昨日の一件から『神』の力に溺れているのかとも思ったが、少なくとも撫子は違うらしい。

 「神を操る『本物』ね……相手にとって不足はねぇ!神だろうと何だろうと、立ち塞がる奴は俺の龍皇が蹴散らすぜ!」

 毎度お馴染みの高テンション。
 この分だと『悪役モード』が発動するまでもう少しだろう。

 「んじゃまぁ、行ってk「待って遊哉、まだ有るの。」…!霧恵、なんだよ行こうと思ったのに!まだ有るって…何が!」

 飛び出そうとしたところでストップをかけられ、ちょいとこけそうになる。
 だが、霧恵とて普段はこんな事はしない。

 それだけに重要な事なのだろうと、エンジンは起動状態を保ちながらも遊哉は霧恵に向き直る。

 「撫子は確かに『本物のデュエリスト』だったけど。アタシの考えが正しければ…あの子、神にとらわれてる。」

 そしてその内容は、結構とんでもないことだった。











 遊戯王デュエルモンスターズ New Generation Duel58
 『The Lord “GOD”』











 「「「「「「「「「神に囚われてる?」」」」」」」」」

 予想外の霧恵の一言に、チームメンバー全員が少々驚く。
 神に『溺れている』のではなく『囚われている』とは一体如何言う事なのだろうか?

 「正確に言うなら『神を扱う者の責務』みたいなものに囚われてる。」

 「神を扱う者の責務?」

 頷き、続ける。

 「アタシを倒した後、物凄く神に拘る事を言っていたんだけど…何て言うか余裕が無いのよあの子。
  まるで追い詰められてるみたいに……一種の『強迫観念』みたいなものを感じたわ。」

 自身を倒した後に見せた、異常なまでの神への固執と不敗の執念。
 其れに霧恵は疑問を感じたのだ。


 一種異常とも言えるほどの其れを見たが故の仮説。
 だが、間違っているとも思わない。


 「…アホか。」

 そんな中でも遊哉は変わらない。
 『アホ』の一言で簡単に切り捨ててみせる。

 尤もその続きはあるのだが。


 「つーかアホだな、何処にデュエル楽しまないアホ垂れが居るってんだよ。
  神を扱う者の責務?知るか馬鹿野郎。デュエルを楽しまねぇなんざ、デュエリストとして最高の不幸だぜ。」

 続いたセリフに全員納得。
 何を如何言おうと、デュエルは楽しんだ者勝ちだ。

 なれば、デュエルを楽しむ余裕がない相手は詰まらない。
 同時に勿体無いのだ……高いタクティクスを持っていると尚更に。

 己が魂をぶつけ合うデュエル、其れを楽しむからこそ勝とうが負けようがデュエリスト同士の友情が芽生える。
 楽しんで勝つからこそより面白い。

 其れがデュエルと言うものだ。


 「デュエル楽しんでねぇってんなら、デュエルの楽しさを教えてやるまでだ…全力でなぁ!」

 吠える。
 こうなったら遊哉はもう止まらない。

 何よりも『デュエルを楽しんでいない奴』は、遊哉の中ではイカサマを働く奴以上に許しがたい。
 ならば、己がデュエルの楽しみを教える、或いは思い出させるつもりなのだろう。

 「なんにせよ行って来るぜ!」

 気合一発、エンジン全開で飛び出す。
 どうにも相当にデュエルをしたくて仕方が無いようだ。


 「相手は3体の神――普通なら此れだけで少しは尻込みしそうなものだけど、まるで余裕ね。
  霧恵、遊哉に怖いものってあるのかしら?」

 「無い。」

 アキのふとした疑問もアッサリとした答えで御終い。
 つまりは大丈夫と言う事だろう。








 ――――――








 『チーム遊戯王のラストホイーラーは緋渡遊哉!フィールドにはすぐさま龍皇が呼べる布陣が整っている〜〜!
  しかしながら、撫子は3体の神を従えている!この最強の3体を相手に如何戦うのか!?
  龍皇の牙は神に届くのか!?それとも神が龍皇を退けるのか!?互いにライフは満タン!
  ラストホイーラー同士のデュエルはどちらに軍配が上がる!?デュエル……スタートォォォォォ!!』



 「「デュエル!!」」


 遊哉:LP4000   SC6
 撫子:LP4000   SC1



 「霧恵がフィールドを整えておいてくれたからな、初っ端から全開で行くぜ!俺のターン!!
  スピードスペル『Sp−エンジェルバトン』を発動!デッキからカードを2枚引いて、その後で手札を1枚捨てる。
  そして、レベル5の次元魔導師ガイツに、レベル3の闇総べる魔導王をチューニング!
  燃え盛る紅蓮の双眸、そして灼熱の牙よ、全てを焼き払い此処に降臨せよ!シンクロ召喚!烈火の化神『炎龍皇−アグニ』!」
 『神か…相手にとって不足は無い。』
 炎龍皇−アグニ:ATK2900


 霧恵がフィールドを整えていたことで、速攻でアグニが呼び出される。
 初っ端からの上級シンクロだが、其れで終わる遊哉ではない。

 「俺のフィールドにドラゴンが特殊召喚されたことで、手札からチューナーモンスター『コイル・ドラグーン』を特殊召喚!」
 コイル・ドラグーン:DEF1500


 更なるシンクロへの布石を打つ。
 そして、霧恵が残したリバースカードの存在も有る。

 「エリア、悪ぃけどよ…」

 『ノープロブレムだよ。霧恵だって其れを見越して私とそのカードを残したんだから♪』

 「そうかい。だったら、有りがたく使わせてもらうぜ!リバースカードオープン、スピードスペル『Sp−レベルアワード』!
  俺のスピードカウンターが6つ以上あるときに発動可能!俺のフィールド上のモンスター1体のレベルを1〜8の間で任意の数に変更する。
  この効果で、エリアのレベルを8から4に変更する!」
 聖水霊魔導師−エリア:Lv8→4


 「む…レベル変動とは。しかも此れで再びレベル8のシンクロが…2体目の龍皇を呼び出す気じゃな?」

 「初っ端から全開って言っただろうが。尤も、俺はいつ何時でも手加減抜きの『全力全壊』だがなぁ!
  行くぜ!レベル4になった聖水霊魔導師−エリアに、レベル4のコイル・ドラグーンをチューニング!
  深淵より生まれし漆黒の爪牙よ、真実の闇で眼前の敵を砕け!シンクロ召喚、闇黒の化神『邪龍皇−ヴァリアス』!」
 『暗黒から闇黒になったか…うむ、此方の方が闇の龍皇らしいな。』
 邪龍皇−ヴァリアス:ATK2800


 更なる龍皇の降臨。
 加えて…

 「俺がモンスターをシンクロ召喚した事で、手札の『ドラグ・シンクロン』を特殊召喚する!」
 ドラグ・シンクロン:DEF500


 「そしてドラグ・シンクロンは自身の効果で特殊召喚した時、自分の墓地のレベル4以下のモンスター1体を特殊召喚できる!
  俺はこの効果で、墓地の『ドラゴンガール』を特殊召喚!」
 ドラゴンガール:DEF300


 更に展開。
 しかも又しても揃えたのはシンクロの素材だ。

 「ドラゴンガール…エンジェルバトンの効果で墓地に送っておったのか…」

 「そう言うこった、シンクロの前にドラゴンガールの効果発動だ。
  俺のフィールド上のドラゴン1体の攻撃力を、次の俺のメインフェイズまで1000ポイントアップさせる。
  この効果をヴァリアスに適応!」
 邪龍皇−ヴァリアス:ATK2800→3800


 即座にシンクロするのではなく、効果の発動も忘れない。
 此れで邪龍皇の攻撃力はスサノオとクシナダを上回った。

 「マダマダ行くぜ!レベル1のドラゴンガールに、レベル1のドラグ・シンクロンをチューニング!
  進化を促す光速の翼よ、その力を今こそ解き放て!シンクロ召喚、奇跡の化身シンクロチューナー『フォーミュラ・ドラゴン』!」
 フォーミュラ・ドラゴン:DEF1200


 現れた『シンクロチューナー』。
 初手から速攻で此処までつなげてきた辺り、本気で全力全開と言ったところだ。


 「シンクロチューナー!…まさか、主も不動遊星が1回戦で見せたのと同じ戦術が使えると言うのか!?」

 「おうよ。アレを使えるのは遊星だけじゃねぇ!確りとその目で拝みやがれ!行くぜ、クリアマインド!!」


 ――キィィィン…!


 遊哉が限界の先に辿り着いた力を発動し、アクセルシンクロ特有の空間を作り出す。
 其れは光の速さを超えた者のみが発動できる境地だ。

 「レベル8、シンクロモンスター炎龍皇−アグニに、レベル2、シンクロチューナーフォーミュラ・ドラゴンをチューニング!
  燃え滾る轟炎の双眸、そして焦熱の牙よ、万物を焼き尽しその姿を示現せよ!アクセルシンクロォォォォ!!」


 ――バシュン!


 一瞬でその姿が消え…


 「爆炎の化神、『真炎龍皇−カグヅチ』!」
 『我が力…受けきれるか、大和の神々よ!?』
 真炎龍皇−カグヅチ:ATK3700


 進化した龍皇と共に出現。
 光の中で進化した轟炎の龍皇の迫力は神を相手取っても、見劣りはしない。

 「真炎龍皇−カグヅチ…!其れがお主の持つ力か…!」

 「まぁな。神が相手だろうと、俺も龍皇も怯まねぇ!!フォーミュラ・ドラゴンの効果で俺はカードを2枚ドロー!
  そして、ヴァリアスの効果発動!手札のドラゴン1体を捨て、相手の手札1枚をランダムに墓地に送る!
  お前の手札は1枚のみ、そいつを捨ててもらうぜ!」

 強烈な効果だ。
 たった1枚の手札を墓地に送られるのは中々に辛いものがある。

 「やりおるわ…!じゃが、今のはミスじゃったな?お主が破壊したワシの手札は『大和女帝−卑弥呼』!
  このカードが相手のカード効果で手札から墓地に送られたターン、ワシのフィールドの『大和神』と名の付くモンスターは破壊及び除外されぬ!」

 「マジで?」
 『我が力を逆手に取ったか…』

 だが、此処は思わぬ伏兵の存在で、逆に撫子が巧さを見せた。
 このターンでの決着は略不可能になった訳だ。

 「破壊不能つっても、戦闘ダメージは通る!カグヅチの効果発動!
  手札のドラゴン1体を墓地に送り、エンドフェイズまで、その攻撃力分、自身の攻撃力が上昇!
  俺は手札の『ストライクドラゴン』を墓地に送り、カグヅチの攻撃力を2000ポイントアップさせるぜ!」
 『覚悟は良いか!』
 真炎龍皇−カグヅチ:ATK3700→5700


 ヴァリアスの効果は事実上不発だったが、カグヅチの効果は有効だ。
 一気にパワーアップし、最強神の天照をも上回る攻撃力をその身に宿した。

 「バトル!カグヅチで、スサノオを攻撃!焼き尽くせ『バーン・オブ・ディストラクション』!」
 『我が炎を受けてみよ!』



 ――ゴォォォォォ!



 真紅の炎がスサノオを襲い、撫子のライフを削る。
 破壊されないとは言え、此れは中々に強烈だ。

 「ぬうぅぅぅ!!」
 撫子:LP4000→1800


 「此れで終わりじゃないぜ!ヴァリアスでクシナダに攻撃!撃ち抜け『エグザス・ダーク・フォース』!」
 『某を舐めないで貰おう!』



 ――ズシャァァァ!!



 更に闇の追撃。
 ライフは更に削られる。

 「ぐむぅぅ…」
 撫子:LP1800→1500


 あっと言う間にライフを大幅に持っていかれた。
 この一撃の重さこそが遊哉の恐ろしいところだ。

 神が破壊耐性を得ていたことでこのターンは撫子は生き残った。
 だがそうでなかったら、カグヅチの攻撃で終わっていたのだ。

 「結構削れたな。カードを3枚セットしてターンエンド。カグヅチの攻撃力も戻る。」
 真炎龍皇−カグヅチ:ATK5700→3700


 「ワシのターン!」


 遊哉:SC6→7
 撫子:SC1→2


 ――く…如何する?スサノオの効果を発動すれば彼奴のモンスターは全滅可能じゃが…恐らくは読んでおるはず。
    ならば、このターンは万全を期し、天照でのみ攻撃し、このカードは伏せるが上策じゃ。
 「ワシはカードを1枚セット。行くぞ、バトルじゃ!天照でカグヅチに攻撃!滅びよ、『陽光葬送』!」

 即座に状況を見極め、神の効果発動をやめ、攻撃を行う事に。
 確かに天照ならば、遊哉の龍皇2体を上回る攻撃力を持っている。
 その選択は間違っては居ないのだが…

 「甘い!カグヅチの効果、相手ターンにこのカードを除外できる!そしてこの効果を使った場合、相手モンスター1体の攻撃を無効にする!」

 カグヅチが消え、代わりに現れたバリアが天照の攻撃を防ぐ。
 天照の攻撃が無効になったとあっては、残る2体の神は攻撃不能。

 強化ヴァリアスの攻撃力には及ばないからだ。

 「おのれ…!ターンエンドじゃ。」

 「エンドフェイズにカグヅチは戻ってくるぜ!」
 真炎龍皇−カグヅチ:ATK3700


 攻撃を無効にし、尚且つ帰還してくると言う効果。
 単純に強力なものだ。

 「俺のターン!」


 遊哉:SC7→8
 撫子:SC2→3


 「このターンのメインフェイズに、ヴァリアスの攻撃力は元に戻る。」
 邪龍皇−ヴァリアス:ATK3800→2800


 「さて、撫子さんよぉ、俺達は随分手札がねぇよな?これじゃあ戦術も狭くなっちまう。
  そー言う訳でスピードスペル『Sp−天よりの宝札』!この効果で手札を6枚になるまで補充だ。」

 「む…この局面で其れを使うか…!」

 此処での手札増強。
 遊哉もドローカード含めて手札は2枚だったので悪い手ではない。

 「さてと…もう一発かますぜ!トラップ発動『不死の竜』!墓地のドラゴン1体を蘇生させる!蘇れ『フォーミュラ・ドラゴン』!」
 フォーミュラ・ドラゴン:DEF1200


 「またシンクロチューナーじゃと?…お主、まさか!」

 そして蘇生カードで蘇ったモンスターを見て、撫子は驚く。
 蘇ったのはシンクロチューナー……つまり、またしてもやるつもりなのだ遊哉は。

 「ご明察!誰が、アクセルシンクロはデュエル中に1回しか出来ないっていったよ!2発目のクリアマインド!」

 再びクリアマインドを発動し、アクセルシンクロのフィールドが出来上がる。
 こうも容易く其れを可能にすると言うのは、其れほどまでに遊哉の闘気は燃え滾っているのだ。

 「レベル8、シンクロモンスター邪龍皇−ヴァリアスに、レベル2、シンクロチューナーフォーミュラ・ドラゴンをチューニング!
  冥界より出でし暗黒の爪牙よ、真なる闇で敵将を撃ち貫け!アァァァクセルシンクロォォォォォォ!!」


 ――ドバシュゥゥゥン!!


 又してもその姿は消える。
 先ほどの経験から、撫子は自身の後方に意識を集中し、


 「冥獄の化神、『真邪龍皇−ザベルズ』!」
 『此れがアクセルシンクロ…凄まじき力よ…!』
 真邪龍皇−ザベルズ:ATK3600


 予想通り後方から出現。
 今度は進化した闇の龍皇を従えてだ。

 「お主…!」

 「全力全壊って言ったはずだぜ!?しっかし、なんだな…霧恵が言ってた通りだぜ、余裕が全くねぇなお前。」

 「なんじゃと…?」

 唐突な遊哉の一言に、撫子の顔が訝しげに歪む。
 何の事かが分らないのだ。

 「神を扱う者の責務…ね。其れがドンだけ重いか知ったこっちゃねぇが…1回負けたら終わりなのか?」

 「何を言っておる!当然じゃ!神じゃぞ?神を扱う者に敗北など許されぬ!
  神は万物の長!全知全能にして、絶対の存在じゃぞ!その神が敗れる等あってはならぬことじゃ!!」

 聞いてみれば、返って来た答えは凄まじいまでの『神は不敗也』の思い。
 だから遊哉は理解した。





 撫子は負ける事を恐れていると。





 「不敗ねぇ……馬鹿かテメェは!デュエルで絶対不敗?ハッ、そんなのありえねぇ!
  あの初代デュエルキングの武藤遊戯さんだって、無敵不敗じゃなかったんだぜ?」

 「ほざけ!わかっておるわ!じゃが貴様とて『龍皇』と言う特別なカードに選ばれておるじゃろう!
  なれば分るのではないのか、特別なカードを持つものの責務と言うものが!」

 「分るかボゲェ!!俺は『絶対に負けられない』とかは思ってねぇ!やる以上負ける気が無いのは当然だけどよ。
  大体にしてなぁ…俺はとっくに不敗じゃねぇ、特に遊星には数え切れないくらい負けてる!
  多分遊星との戦績は100勝100敗10分くらいじゃねぇか?正確には分らんけど。デュエルに絶対勝利なんぞ有るかよ!」

 「き、貴様は!!」

 完全に考えが違う。
 遊哉は『負ける気は無い』が『絶対に負けられない』という強迫観念みたいなものはないのだ。


 其処に差が有る。


 「まったくテメェは…。おい、1つだけ聞くぜ撫子。」

 「なんじゃ…この…!」

 今のやり取りで、撫子は遊哉を完全に『敵』とみなしたようだ。
 物凄い視線で睨みつけている。



 「オメェよぉ……デュエル楽しいか?」


 だが、そんな事はお構い無しに発せられた問い。



 其れはデュエルの根幹に根ざすものを問う物だった…





















   To Be Continued… 






 *登場カード補足





 大和女帝−卑弥呼
 レベル3   闇属性
 魔法使い族・効果
 このカードが相手のカード効果で手札から墓地に送られた場合、
 エンドフェイズまで自分フィールド上に表側表示で存在する『大和神』と名の付くモンスターは破壊されず、ゲームから除外されない。
 ATK800    DEF1000



 Sp−レベルアワード
 スピードスペル
 自分のスピードカウンターが6つ以上あるときに発動出来る。
 自分フィールド上のモンスター1体のレベルを、1〜8の間の任意の数に変更する。


-58-
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