小説『少年は職員です(旧フェアリーテイルでがんばるお話)』
作者:ビタミンふぁいぶ()

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前回のダイジェスト


主人公はノミといい勝負ができる


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フェアリーテイルでの日常


あれから数ヶ月過ぎた今日この頃
ギクシャクしていた仲も今ではすっかり無くなり
結構仲良くなっていた

そして今俺は

「ユーそこにある酒とってくれー」

「おk」

「ユークエストボードにこれ張っといて」

「了解」

「ユー仕事終わったら飲むの付き合わないか?」

「おk」
俺は12歳だけどな

「ユー」 「ユー」 「ユー」

「ユー」    「ユー」   「ユー」


うるせぇぇぇぇぇぇぇl
忙しすぎんだろこのギルド
何回俺の名前いやいいんだよ
しかも、むさ苦しい男ばっか
ちょっとこのギルドツブシテシマオウカ

「ちょ、ユーがショートした」
「水だ水、水ぶっ掛けろ」
「「「よしきた」」」

ぶしゃ

む、いかん暗黒サイドに落ちるところだった
暗黒サイドに行くのとめるのはいいが水かけるのはやめて欲しい
執事服っぽいのがぬれて冷たいんだ
まあ、とりあえず誤らなければ

「いや〜、何か本当すみません」
いつもの営業スマイルで礼を言う

「くそ!何でこいつは野郎なんだ」
「そうだ、何で野郎なのにときめいちまったんだ俺」
「ユーたんハスハス」

とか何とかいっている連中は基本無視だ
それと、ときめいている奴とハスハス言ってる奴はショタコンの奴らだな
安心しろ後で豚箱にぶち込んでやる

ギルドを歩いていると後ろから炎が突き抜けてきた
「ユー、俺と勝負しろー!!」
げっ
着やがった
俺の会いたくない奴TOP5にはいる奴

「ハル」
「ハルじゃねー!ナツっていってんだろ」
「ちょっと間違えただけでごたごた抜かすなハル」
「ハルじゃねーつってんだろ、というか勝負だ!!」

数ヶ月間このやり取りをしているのでこいつの扱いは基本適当でおkだ

「勝負だー!!」
「やめないか!ナツ」

ほらきた、こちらも会いたくない奴TOP5に入る
エルさん・オールグリーンだ
何でとめてくれているこいつを嫌うか木になる人が居るかもしれないから説明しとく
3行で

あいつ
俺を見る目が
YA☆BA★I☆ZO★

おk理解したか?
要するに

あいつもショタコンだ

何がいけなかったんだろう

仲良くなろうとがんばって話しかけたりしていたら
何かジェラールとか言う奴の話になって
そのジェラールが俺の知っている蒼髪君ににてたから

「そいつは俺がいっぺんぶん殴る」
とか言ったら
「ありがとう」
ていって来たとき以外心当たりが無い

何でありがとうなんだ?
あの場面でありがとうなんてありえないだろ
あれか「わたしは罪を・・・」とか「奴は私が止める」とか言ってたからか?
あれって思春期特有のあれじゃないのか

どごっ

あ、ハルが沈んだ
エルさんに吹っ飛ばされたんだろう
一応礼は言っとくか

「ありがとエルさん」
ものすっごい営業スマイルでゆった
さてどうなる

「////た、たいしたことではない」




・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・乙女だぁぁぁぁ
滅茶苦茶乙女だった
やばい、眠ってるのは肉食獣だと知っていても
このかわいさ

萌え死んでしまう

「ゆ、ユー//」
「何?」
おっと萌え死んでしまいそうだったが話しかけてくれたおかげで何とか死なずにすんだぜ

「この前いい料理屋を見つけたんだ」
「うん」
「一緒にいかn「ユー君ちょっと手伝ってもらえる〜?」
[あ、はい!呼ばれてるみたいだから行って来る」

「あ、・・・・・・・・・・・・」

エルさんが何かいいたそうだったが仕事をせねば
首になったらたまらん
しかしエルさんのかわいさはまずかった
あれのおかげで俺の高感度pが結構上昇したじゃないか

「ユー君」
「ミーさん今行きます」

ミーさん本名は知らん
ちなみにミーさんも微妙たまーに肉食獣っぽいのが出てくる
ただなかなか出てこないのでどうなのかはわかんない


しっかし、2週間くらい前はあんなに乱暴だったミーさんはすっかり丸くなっていた
なにがあったんだ
2週間前に泣いてるのみて慰めようと思って隣に立ったけど
何もいえなくて困ってたら泣きついてきたときからずっとこんなかんじの人になった
思えばあのときからか肉食獣の気配がしてきたのは

さてとミーさんの手伝いは終わったし次は食器をかたずけなければ

あ〜急がし急がし

遠くでにらみ合ってるエルさんとミーさんはほうっておこう
いつもの事だ


〜〜〜sideエルザ〜〜〜〜〜


ユーとナツが何か言い争っている
ギルドのみなもいつもの事だと思い気にせずに酒を飲んだり茶化したりしている
まったくナツはあれほどユーに迷惑かけるなといったというのに


・・・・・・・・・・・思えばあれからかユーを意識し始めたのも
わけあって評議会に呼び出されたとき偶然奴を目にした
ジェラール、私の過去に深くかかわっている人物だ
詳しくは単行本10〜12辺りを見てくれ

単行本?なんだそれは?

まあいい、話を戻そう
評議会から帰った後私は港の方まで来て考えていた
このまま私はここにいていいのだろうか
幸せになっていていいのだろうか

憂鬱になっていると後ろから肩を叩かれた
誰だと思うとそこにはユーがいた
ユーは私の隣に腰をかけずっと私の方を見ていた←(主人公テンパッてるだけです)
そこから私はユーになら話していいかと思い始めポツリポツリ話し始めた
話していると無言のまま私の話を聞いていてくれた
それだけで私はうれしかった
同情の言葉をかけることもなくただ横で聞いているだけ
ジェラールの事を話ているとユーは突然
「そいつは俺がいっぺんぶん殴る」
と言い出した
無理だ、私より力が弱く子供にも負けてしまいそうなお前がジェラールを殴るなんて
無理、そう思っていたがユーの眼を見ると
不思議とこいつなら出来そうだと思えてきた
たった数ヶ月の間ともにすごしただけなのにこんなに私の事を思ってくれている
そう思うたび幸福感にあふれそうな自分がいる
と、同時に私にそんな資格があるのかと思いユーの顔を見た

目を見ているだけで
(お前は幸せになっていい)
そういわれたような気がした
うれしかった自分の存在が認められて
うれしかった私の事を見てくれていると思うと
しかし、ユーがいなくなったときのことを考えると恐ろしくなった
またジェラールと同じようにいなくなってしまうとどうなるか
考えるだけ恐ろしくなり肩が震える
そんな時ユーが肩をつかんでくれた←(海に落ちそうになっていました)
震える私を心配してだったのだろうか
こんなことをしてくれるこいつが離れるわけが無いそう考えると心が軽くなった
だからこの一言をあいつに伝えたんだ

         「ありがとう」


















ナツを黙らせユーの元に向かうと

「ありがと、エルさん」
と満開の笑みでゆってきた
頭がくらくらする
きっと今顔が真っ赤になっているだろう
好きな異性に笑顔を向けられたのだ
うれしくないわけが無い
このままユーをサラっていいなら家に持ち帰っていろいろt
危ないまだだめだそんなことは
それよりも早く返事を返さなければ

「/////た、たいしたことではない」

は、恥ずかしい
ユーの奴も目を丸くしている
話題を変えなければ

「ゆ、ユー//」
「何」

よし落ち着いてきた
もう大丈夫だ、が何を話そう
こうなってしまったらやけだ

「この前いい料理やを見つけたんだ」
「うん」
いけるかもしかしていけるのか
偶然の産物だがもしかしたらユーといっしょに

「良かったらいっしょn「ユー君手伝ってもらえる〜」
「あ、はい!呼ばれてるみたいだからいくね」

「あ、・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」

あと少しだったのに
誰だ!さっきユーを呼んだのは!!

声の方を見ると
(ミ、ミラ!?)
ミラがユーを呼んだようだ

ミラなら空気を読めるはずだ!なぜユーを呼んだ
そう思いミラをにらむと



−−−−−−−−−−抜け駆けはだめよ

目がそういっている
(なっ!?)
ミラもユーを
と視線で投げ返そうと前を向くと

ミラとユーが楽しそうに笑いあっていた

ミラはこちらの視線にきずき

フッ

鼻で笑った
なんて奴だ人のデートの誘いを邪魔しただけでなく
人の物(ユー)とるとは
話をつけるためユーが席を立つと同時に私はミラの元へ向かった


−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−



次回の予告

乙女二人の修羅場が展開される



−−−−−−−−−−−−−−−−かもしれない

-8-
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