小説『君が死んだ日【完】1000hit達成!!』
作者:ハル()

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俺の勘が合っているのなら、さすがにその゛問い゛は自分の口では言いにくいよな。
なら、俺から。







「気になってるんだろ」

「え……?」

「俺の過去」


そう言うと香奈は自分の口をぎゅっと結んだ。
どうやら勘は当たった。


「…いいんですか? 過去の事聞いて」

「どうぞ。ご自由に」





そして。

雨のバック音とともに自分の゛裏゛の過去を俺は話し始めた。
少しずつ、少しずつ………。


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