小説『ネギま!?に転生』
作者:優馬()

しおりをはさむ/はずす ここまでで読み終える << 前のページへ 次のページへ >>




 リオンside


俺が目を覚ますと父さんと母さんにメッチャ心配された。

大丈夫だよと言うと2人安心したみたいにため息をこぼした。

そしてそこから家族会議が始まり、俺のSOFが炎の精霊王というのが判明してそこで俺はもう隠せないと思い2人に俺の体の中にさらに同じような奴がまだいると言ったら2人して頭を抱えた。

そこから父さんとマンツーマンで精霊王達の扱いをしていった。

そこから一年が経つと父さんが

「なぁ、リオン旅しねぇ?」

「旅?」

「おう、こんな所じゃあんまり力を出すわけにはいかねぇだろ?」

「そりゃ、そうかもしれないけど。母さんはいいの?」

「おう、実は俺らが家を空ける必要があんだよ」

そう言って父さんはニヤリと笑った。

‥‥‥‥‥‥‥?どういう訳か知らないけど母さんがいいのならいいか。

「分かった」

「おし!じゃあ今から行くぞ!」

「今から!?」

そう言って父さんは俺を引きずって家を飛び出した。







そこから数ヶ月が経ち俺達は1人の幼女に絡まれている。

「おい、貴様ら名はなんという?」

お分かりかもしれませんが、エヴァンジェリンでございます!

マジで幼女だな。

「俺の名前はナギ・スプリングフィールド。コイツは息子のリオンだ」

「何!?じゃあ貴様が『千の呪文の男』か!?それに息子!?」

「おう、それで俺たちに何か用か?幼女」

「幼女ではない!『不死の魔法使い』エヴァンジェリンだぞ私は!」

「いや、何でもいいが俺たちに用か?」

「ふん!貴様らの血はさぞかし美味いんだろうな!」

そう言うとエヴァンジェリンは口を歪めて俺たちに突っ込んできた。

「リオン、お前がやれよ」

「ええ!?父さんがけしかけたのに!?」

「う、うっせぇ!それにいつも俺としか戦ってねぇだろ」

「お、横暴だ」

「何をグダグダ言っている!魔法の射手!氷の12矢!」

「ええい!もう知らん!SOR!」

そう言うと俺の後ろに巨大な水の精霊が現れる。その精霊は腕を振るい魔法の射手を吹き飛ばす。

「なに!?」

エヴァンジェリンは驚き俺から間合いをとる。

「なんだそいつは!?」

「コイツは俺の精霊SOR。水の精霊王だよ」

「水の精霊王だと!?なんでこんなガキに!」

「それは俺の息子に決まってるからだろうがよ!」

父さんは誇らしそうに胸をはる。

「くそっ!化け物親子が!」

「「誰が化け物親子だ!!」」

俺と父さんはハモり俺は水の魔力弾を父さんは雷の斧でエヴァンジェリンを遠くへ吹き飛ばした。

それからエヴァンジェリンはめげずに俺たちに付きまとい原作通りに父さんに登校地獄を受け麻帆良に送った。

制服姿に俺たちは腹を抱えながら笑った。それから半年が経ちラカンや他の紅き翼のメンバーに会った。お師匠は生きていてやっぱり原作とは違うみたいだ。

俺達は約1年ぶりに家に帰った。

ついにネギが生まれるのだ。

-3-
<< 前のページへ 次のページへ >> ここまでで読み終える




魔法先生ネギま!佐々木まき絵/塗装済み完成品フィギュア
新品 \3990
中古 \1980
(参考価格:\3990)