小説『ネギま!?に転生』
作者:優馬()

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 リオンside


俺がこの世界に生まれて三年が過ぎた。

俺の親はなんと

「お!リオン起きてたか!父さんと遊ぶか!?」

「やめんか!リオンは妾と絵本と読むのじゃ!」

英雄ナギ・スプリングフィールドに元王女アリカである!!

死亡フラグ満載の世界じゃねぇか!

今何年かは知らないが2人ともいて平和に暮らしてるってことは『完全なる世界』の組織は潰したのか?

そして2人とも親バカなんだよなぁ〜

「父さん、遊ぶって何して?」

「おう、軽く雲の上までハイキングを「母さん、絵本読む〜」「おお、そうか!」‥‥‥‥‥‥‥おい」

ふざけんな!雲の上までって!こっちは3才だぞ!?

「つか、リオンにそろそろ魔法教えてみね?」

「まだ、早くないかの?」

何!?魔法だと!?やりたいに決まってるじゃねぇか!

「やってみたい!」

「おお!そうかそうか、さすが俺の子だぜ!」

「まぁ、リオンがやりたいと言うのなら止めはせんが‥‥‥‥‥‥‥」

「じゃあ、早速外でやってみようぜ!」



さっそく外に出て父さんに小さい杖を渡される。

「うし!じゃあ父さんの言葉を真似すんだぞ!『火よ、灯れ』」

「うん!『火よ、灯れ!』」

シ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜ン

「あ、ありゃ?何で出ないんだ?魔力はリオンの体にはあるのに」

「のぉ、ナギ。さっき火の精霊がリオンから逃げたのじゃが」

「あ?逃げた?」

「うむ、どうかは知らんがな」

「う〜ん、どうなってんだ?」

逃げた?もしかしてSpirit Of Fire(以後は略してSOFとさせていただきます。他の五大精霊もそうさせていただきます)のせいか?

「父さん、ちょっと1人でやってみていい?」

「ん?おう気をつけるんだぞ?」

父さんに許可を得て1人で集中する。すると俺の中にどう考えても規格外な奴らがいる。コイツらだな。

「炎の精霊王よ、我が名はリオン、我が声を聞き届け、その姿を現せ」

何故かどう言えばいい分かったのだが、そう言った瞬間俺たち親子の目の前に巨大な炎の精霊が現れた。

「「なっ!?」」

父さんと母さんはメッチャ驚いている。

だけど俺は心に暖かいものを感じた。そりゃそうか、俺が呼び出したんだから。

俺は手を差し出すとまたSOFは俺の中に入った。

そこで俺は意識を失った。

-2-
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