小説『絶対に笑ってはいけないLIAR GAME』
作者:カテゴリーF()

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プレイヤー紹介1



 神崎直
 バカ正直と言われるほど純粋な性格で人を疑うことを知らない。平穏な日常を送っていた普通の女子大生だったが、ある日突然黒い封筒と現金1億円が送りつけられ、ライアーゲームに巻き込まれる。秋山の助けを借りながらゲームを戦っていくうちに、「全員で協力すればゲームにも事務局にも勝つことができる」という“大いなる戦略”を見いだし、ファイナルステージまで戦い抜いた。

 秋山深一
 母を自殺に追いやった巨大マルチ組織を潰すために犯罪に手を染め、3年間服役。出所してきた際に直に助けを求められ、ライアーゲームに参戦することになった。現在は帝都大学心理学教授。冷静な判断力と大胆な行動力をあわせもち、ゲームを勝ち抜きファイナルステージを制した。その後彼への復讐を目的に再び開催されたライアーゲームにも参加。「イス取りゲーム」を戦い抜き、事務局に勝利した。

 福永ユウジ
 ライアーゲームの出資者の一人・ハセガワの差し金で直への当て馬として、2回戦「少数決」からゲームに参加。騙さなければ騙されるという思考を持ち、幾度と無く直を裏切るが、ファイナルステージまで彼女と共に戦っていくうちに次第に心境が変化していった。ファイナルステージの後、再びライアーゲームに身を投じ、「タブーゲーム」でヨコヤと戦うが敗北。そのときの負債を帳消しにする代償として事務局のパシリにされた。

 葛城リョウ
 帝都大学心理学教授で秋山の同級生。プロファイリング実習で秋山に勝利した経験がある。セミファイナル前半戦「天使と悪魔ゲーム」、後半戦「ゴールドラッシュゲーム」で直らと戦う。恐怖と金で他のプレイヤーを支配し、彼女にとっては偽善者にしか見えない直を叩きつぶそうとするが、直を信じたチームメンバー数人の裏切りにより逆に窮地に立たされてしまう。しかし、直の訴えを聞いた秋山により救済された。

 ヨコヤノリヒコ
 秋山が潰した巨大マルチ組織「ロードフリー」のトップ。組織を破綻させた罰としてライアーゲームに参加させられ、3回戦「密輸ゲーム」で直らと対決。その後も直らとは別会場でゲームに参加し、セミファイナルまで勝ち上がり巨額のマネーを獲得するが、ファイナルステージ出場を辞退。しかし、「エデンの園ゲーム」で途中退場した秋山の前に現れ、彼と取り引きをしてゲームに復帰させた。

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