小説『歌詞書庫』
作者:楢歌鬼(音楽隊長暗殺計画)

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 歌詞名『不思議に国のアリス症候群』


 内容の説明:不思議の国のアリス症候群っていうのは実在する病気に名前ですね。

       なんか脳の神経にデキモノ?みたいなん名前忘れたけど、たぶん

       ニキビ的なものが出来て自分が異様に小さくなった感覚になります。

       楢歌鬼も子供の頃コレで苦しんだ・・・その症候群の症状をそのまま

       歌詞にしてみましたー。はい、では どうぞ





 
 疲れたあとの 眠りにつく あの瞬間

 私の頭はおかしくなって 

 不思議の国へ迷い込むんだ


 辺りが大きく 私が小さく?

 壁が遠く? 私が遠く?


 Ah〜不安定な不思議の世界

 泣き叫んでたらじきに終わるよ


 それまでここで何してようかな

 楽しんでいる余裕はないよ


 元の世界に戻れるまで端っこ

 伝って回るしかない


 ぐるぐるぐるぐるぐるぐるぐる

 ぐるぐるぐるぐるぐるぐるぐる

 Aa−!!!・・・


 元の世界に戻った私

 毎日 寝るのに怯えてる

 

 
 疲れたあとの 眠りにつく あの瞬間

 私の頭はおかしくなって

 不思議の国に引きずりこまれる


 壁がなんだか歪んでる 私の目が歪んでる?

 お家がなんだか広くなった 違う私が小さくなった?


 Aa−今度はどうやって 逃げ出そうか?

 泣き叫んでも なかなか出れない


 どーしようかと駆け巡り

 たどり着いた 小さな個室

 真っ暗にして 閉じこもったよ


 ぐるぐるぐるぐるぐるぐるぐる

 ぐるぐるぐるぐるぐるぐるぐる

 Aa−!!!・・・



 元の世界に戻った私

 記憶が全部飛んでいた



 (え、何も覚えてないの?)

 (苦しかったことだけ覚えてます・・・)


 Aa−−−−!不思議の国からの脱出

 今日はどうやって逃げ出そう?





 コメント:この病気ってなんか凄く落ち着かなくなるんですよねー

      体の神経がギンギンで音とかすごくよく聞こえたりして

      気持ち悪くて、部屋もデカく感じるし。そこで子供なが

      らに考えたのがトイレの電気消して中でじっとしてたw

      幼少期にかかる病気だから今はないけど大変だったなぁ






 

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