小説『歌詞書庫』
作者:楢歌鬼(音楽隊長暗殺計画)

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  歌詞名『現実逃避』


  内容:逃避でもしないとやってられねぇーよ馬鹿!的な歌



 どんどん早くなってく 時計の針

 だんだん近くなってく 目の前の現実


 幼く純粋だった あの頃の僕 それはただの無知でした

 
 もう それ以上近くに寄らないで 僕にどうしろっていうんだ

 目の前に突然降って この現実 真実 事実


 これは 必然か 偶然か それとも運命なのか

 
 どれだったとしても なんだったとしても

 僕にこの現実は重すぎて 受けきれないの


 だったら逃避するしかないやんけ



 だんだん せまくなっていく 僕の世界

 どんどん せまってくる 目の前の真実


 もう お願いだから僕を苦しませないで


 否か応か

 YESかNOか

 生か死か

 好きか嫌いか


 それくらいしかない世界

 そんな中で生きてくために 今日も僕は現実逃避


 つらい 悲しい 苦しい 全てから目を背けるよ


 もう それ以上 近づかないで 僕にどうしろっていうの?

 目の前に突然降ってきた この現実 真実 事実


 これは必然か 偶然か それとも運命か?


 どれだったとしれも なんだったとしても

 僕にこの現実は重すぎたよ







  

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