小説『歌詞書庫』
作者:楢歌鬼(音楽隊長暗殺計画)

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 歌詞名『僕−携帯−君』





 寂しいとき夜空を見るとよけい寂しくなるよ

 嬉しいとき貴方も笑うと何故か泣けてくるの

 悲しいとし貴方も泣くと今度は笑けてくるの

 苦しいときは・・・一緒にいられたらいいのにね


 夜中にケータイ握りしめて 貴方の声を聞く

 顔はみえないけど貴方の表情を想像するのは会うよりも簡単だよ

 今日で連続何百日目のメールだろ

 1日100件以上は当たり前だね


 僕は遠くにいても君を泣かせてしまうようなヤツだ

 寂しいとき傍にいてあげることすら 出来なくて

 こんな僕だけど お願いだから浮気だけはしないでね

 そんな事いうと君は不機嫌そうに「こっちのセリフ」だと言うんだ





 きっと会えるその日まで この気持ち楽しみとっておこう

 離れていれも たぶん きっと僕等なら大丈夫

 そう思えば僕は楽に眠れる


 携帯が水没したらどうしようだとか

 昔は別に気にしなかったけど

 今はこいつが君との唯一のつながりだから

 命の次の次に大事になった


 

 tototo・・・・




 ある日 君の様子が少しおかしくて

 だってメールにニコニコの絵文字がなかった

 どうしたのか尋ねても教えてくれなくて

 君の様子もつたえられないポンコツを握りしめた


 数分後 いつも通りの絵文字どっさりのメールが帰って来て

 僕はほっと息を吐き出すんだ


 もどかしい毎日だけど

 君と繋がってる唯一の方法なんだ





 君と僕を繋ぐものは

 僕と君を繋いでるものは


 いつまでこいつなんだろうなぁ






 遠距離恋愛はつらいねーアハハby楢歌鬼

 なんか曲のリズムとか考えんかったからイマイチ・・・


 まーいいか・・・






 
 

 

 


 

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