小説『アスナの憂鬱』
作者:レノン()

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「――これをもちまして上映を終了させていただきます。本日は誠にありがとうございました。お忘れ物のないようお帰り下さいますようお願いいたします。―――」



ん〜〜。

私は大きく伸びをした。

そしてふと隣に目をやる。

―――これは熟睡ですね。





私は、そうだっ!と思いつきおもむろにキリト君を頬へと手をやった。

――ツンツン

まだ起きないか・・・

――ツンツン

「んっ。」

二度目のツンツンでようやく隣の人物に動きがあった。




「ほら、キリト君。プラネタリウム終わったよ。起きて。」

そう言って私は彼をゆすり起こす。






―――「起きないと、もう一回キスしちゃうぞ・・・。」




彼の反応を待たずに、再び彼の頬へと唇を近づけるが・・・・。




-13-
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