小説『大長編ドラえもん のび太の宇宙大決戦!!【R-15】【完結】』
作者:はならむ()

しおりをはさむ/はずす ここまでで読み終える << 前のページへ 次のページへ >>

■各主要武装■


・ブラティストーム

エルネスが開発したラクリーマの超高性能義手型自律兵器。
エネルギー動力は小型NP炉心で、左肩内に搭載している。
様々な兵器を内蔵し、ラクリーマの神経に直結しているため、思い通りに武装を変更、出し入れができる。
切り離すことができ、その際は内蔵されている自律回路が自動で起動し、単独での行動、攻撃が可能となる。さらにリフレクターという付属品は左胸部に埋め込まれ、いかなるエネルギー兵器を全て跳ね返すという機能がある。ただし実弾兵器や爆風、熱は防ぐことは出来ない。
通常時はラクリーマの左義手として使用する。


◆内蔵武装一覧


・小型レーザー砲×4

手首付近から展開される計4門のレーザー砲。非常に使い勝手がよいため、頻繁に使用される。
出力を変えることができ、対人用から対大型戦闘ユニット用まで上げることができるが、収束する時間が必要でさらに炉心の臨界点を突破するため、一度最大出力で発射すると、再使用に時間がかかるという欠点がある。
レーザービームを一点に集中放射することにより、それを利用した斬撃も可能である。


・収束型ミサイル発射装置×2

上腕部に内蔵した計2発の小型ミサイル。このミサイルの中にはより小型のミサイルが無数に収納されており、元の弾頭が発射された数秒後に中の弾頭が発射される仕組みで広範囲に攻撃、弾幕を張ることが可能で対人戦及び、対戦闘ユニット戦において真価を発揮する。
ただし補充はエクセレクター艦内で行われるため、戦闘時の使用は一回に限られる。

・ドリル
いかにもラクリーマらしい、もはや説明不要の男のロマン武装。親指以外の四指を回転させることができる。
弱そうに見えて、実はエクセレクター艦内の金属壁に穴を開けるほどの強力な威力である。


・鉤爪

手の甲の先に突出する計4本の長い金属爪。切れ味が鋭く、相手の首元を容易に切断するほどである。特に白兵戦が得意のラクリーマには非常に顕著な強さが表れる武装である。


・ドリル(鞭)

ドリルとして機能する指は実は鞭のように伸縮自在であり、さらに回転させることができ、これに直撃したものはズタズタにするというかなりの鬼畜な兵器。対集団戦で使用する。切り離した際は使用出来ない。


・高出力NPエネルギー砲

肘に搭載された大型レーザー砲。折り曲げて展開し、大型戦闘ユニットくらいなら一撃で消し飛ばすほどの威力はあるが、連射不能でチャージに時間がかかる。なお切り離した際は使用出来ない。



・ログハート

サイサリスが開発したラクリーマの右手に装着する腕部強化パーツであり最強最悪の殺戮兵器。
外見はまるで熊などの野獣のような巨大な金属の腕と鉤爪を有する。

試作品で元々ブラティストームを分離させた際、ラクリーマの戦力不足を補うために開発されたパーツでどちらかと言うと近接近戦を重点に置いているが、射撃武装も内蔵している。

その威力は銀河連邦の戦闘ユニットを一撃で粉々に潰し、さらに爪でいかなる装甲を引きさくほどの威力、怪力を持ち、ラクリーマの戦闘力も相まって宇宙間戦闘を生身で挑めるほどである。

NPエネルギーを利用したスラスターと搭載し、幾科学的運動はもとい、慣性の法則を無視した移動も可能。

サイサリスが開発した新型NP炉心に組み込まれたシンクロシステムにより、ラクリーマの気力で出力を無限に引き出すことができる。


さらにリミッターを解除するとそのポテンシャルはランクS級宇宙艦の持つエネルギー質量に近づき、瞬間移動、B級戦闘艦をこれだけで撃沈可能等、まさに化け物となる。

しかし、武装や機能を詰め込みすぎたせいで相当の重量があるのが欠点であり、それを高速で振り回すラクリーマの右手にかなりの負担がかかるため、使用は限られる。

対人、戦闘ユニットの、果てには戦艦級のあらゆる実弾兵器を防ぎ、さらにA級戦闘艦の主砲をも防ぐNPバリア・フィールド発生装置も装備しているため、強固な防御力を持つ。

ジャマーを搭載し、このパーツから発せられるエネルギーのみならず、その周辺さえも感知されない機能も持つ。
サイサリスが開発した新型炉心に加え、ブラティストームの炉心を連結させることで、どれかの性能を上乗せすることが可能。

セルグラードとは兄弟機で使用するときもこのパーツが必要となる。


◇内蔵武装一覧

・爪

ログハートの爪は特殊合金に加え、常にNPエネルギー膜に覆われており、強力な威力を発揮し、さらにこれがバリアとしての役目を持つ。 ドリルとして機能し、自律回路搭載により、射出した際単独での行動が可能となる。


・エネルギー衝撃波

ログハートに搭載されているシンクロシステムはラクリーマの気合いに出力が左右される仕様で、これが非常に高い場合、パンチ一撃で直線上ならば拡散するようにエネルギーを凝縮した波動を撃てるようになり、広範囲を一気に攻撃できる。


・光子ミサイル連射砲

サイサリスのとっておき武装その1。ブラティストームのレーザー砲と同じで手首部分から計4門の銃口を突出させ、ガトリングのように砲身を高速回転しながら光子ミサイルを高速連射するという大量破壊内蔵武器。
しかも追尾機能、弾数無制限という鬼畜っぷり。


・エネルギー弾(仮称)
リミッター解除したログハート、ブラティストームのNPエネルギーを結集させて放つ技(?)。
ランクB級戦闘艦を一撃で消滅させるどころかその余波で周りの戦闘ユニット部隊をも巻き添え蒸発させる。


・ターゲット・マルチロック式瞬間送入レーザー砲

サイサリスの取っておきの内蔵武器その2。
彼女が遠隔操作で使用する。
ワープホールの原理を利用し、彼女のターゲットロックした対象物の内部から、直接レーザーをワープさせ撃ち込んで爆発させるという変態兵器。

相手からしたら攻撃が予想できないため、これ以上の脅威はない。
しかし、試験的に取り入れた機構なので一発しか使用できない。


・セルグラード
サイサリスが開発したログハートと同じく試作武装で、全長360cm、口径300mmを誇る巨大なラクリーマ専用超出力NPエネルギー共鳴反応砲。

ブラティストームとログハートに搭載している各NP炉心と本体の増幅炉と三基直列連結することで初めて使用できる。

その威力は数十光年先の射線軸からその広範囲にかけて影響を及ぼすほどで地球クラスの惑星なら一撃で消滅させるほどでまさに戦略兵器であるがログハートと比べてまだ出力調整が行われていない試作段階なため、エネルギー充填に時間がかかり、さらに発射時には普通の人間なら体の全骨格がバラバラになるほどの超反動がかかるため、兄弟機のログハートよりも実用性に欠けている。

実際にその大きさからして、重量もとてつもなくあるため無重力である宇宙空間でしか扱えず、まさに生身で宇宙戦闘が行えるラクリーマの為の武装と言えるだろう。
元々、出力調整が終わってなかったせいか、もの凄い破壊力であるが完全時はこれより下回るがランクS級艦なら一撃で沈める程の威力、無尽蔵で且つ無反動、連射できるという破格な性能を持つ戦略兵器となりうるものであった。


・テレサ、ユンク

エミリア専用の対人レーザーガン二挺で、非常に軽く丈夫である
NPエネルギーカートリッジを使用しているため、ほぼ無尽蔵で使用できる。二挺とも通常ショットの他に独特の機能を搭載し、テレサは威力は弱まるが弾丸を高速連射できる『バレッドモード』、ユンクは時間がかかるが、エネルギーの出力を収束させて威力を倍増させる『チャージショット』がある。

これらはエミリアの任意で変更可能である。
この二挺を直列に連結することにより、長い銃身へ変形し、長距離射撃を行えるようになる『スナイパーモード』へ移行する。
エミリアの射撃能力と相性が良いように開発させた携行武装である。



・デストサイキック・システム

エクセレクターに搭載されている一種の同調システムで事実上、ユノンでしか使用することができない。

このシステムを発動すると身体が機械やチューブに取り込まれ、自分の意思通りにエクセレクターを操ることができる。簡単に言えば『名実ともにエクセレクターと一心同体化』することである。

これにより武装発射、バリア展開、行動など全て彼女の思考で発動するため細かな修正なしで正確に行え、合体変形、分離が単独で行えるようになる。さらにオペレーターも艦をことは全てユノンに委ねることができるため戦闘員を全力でサポートできるのが最大の利点である。

しかし逆に言えば艦への被弾は直接、彼女に痛みとして通じ、その被弾すればするほどユノンに伝わる負担も莫大となってしまう。
さらに少しでも精神が乱れると、完全に機械に取り込まれて抜け出すことができず、さらに精神崩壊を起こしてしまうという危険性を秘めている。

-78-
<< 前のページへ 次のページへ >> ここまでで読み終える




TV版NEWドラえもん プレミアムコレクション SF(すこしふしぎ)スペシャル〜恐怖の?! ドッキリ世界へ [DVD]
新品 \2389
中古 \1988
(参考価格:\2940)