小説『FAIRY TAIL 光の魔法剣士』
作者:ライデン()

しおりをはさむ/はずす ここまでで読み終える << 前のページへ 次のページへ >>

 〜鎧の魔道士と光の魔法剣士〜

 side ルーシィ

 はぁい。私ルーシィ、フェアリーテイルの新人です。こう見えても星霊魔道士よ。
 ギルドで仕事を探してたんだけど、急にロキが戻ってきて…。

 ロキ「ナツ、グレイ!!!まずいぞ!!!」

 ナ・グ「あ?」

 ロキ「エルザが帰ってきた!!!!」

 ナ・グ「あ゛!!!!?」

 皆「「「「「「「なんだってええぇぇぇぇーーー!!?」」」」」」」

 ギルドの皆が騒ぎ出し、ギルド内が騒然としてきた。
 ナツもグレイもケンカをやめてなんかまずいって顔しているわね。
 すると、ギルドの入り口に大きな影ができ、そして…。

 ズシィン!!ズシィン!!ズシィン!!

 なんか、随分物騒な足音が聞こえるんですけど!?

 エルザ「今戻った。マスターは居られるか?」

 ミラ「お帰り。マスターは定例会よ。」

 エルザ「そうか。」

 なんかどでかい角があるんですけど!?

 「エルザさん…そ、その馬鹿でかい角は何ですかい?」

 エルザ「ん?これか…。討伐した魔物の角に地元の者が飾りを施してくれてな…迷惑か?」

 「いえ、滅相もない!!」

 ルーシィ「な…何この人…。」

 ハッピー「エルザ!!とっても強いんだ。」

 なんかギルドの風紀員かなんかなの…。

 エルザ「それよりお前たち!」

 なんかエルザの一言で皆がドキーン!?としてしまってる。

 エルザ「また問題ばかり起こしているようだな。マスターが許しても、私は許さんぞ!」

 エルザさんは怒ってるみたいだけど……。 

 エルザ「カナ「う…」なんと言う格好で飲んでいる!ビジター「はいっ!?」踊りなら外でやれ!ワカバ「ギクッ1?」吸殻が落ちてるぞ!ナブ「うぃ!?」相変わらずクエストボードの前をうろうろしているのか?仕事をしろ!まったく…世話が焼けるな。今日のところは何も言わずにおいてやろう。」

 ルーシィ(随分むちゃくちゃ言ってたような……。)

 エルザ「ナツとグレイはいるか?」

 ハッピー「あい。」

 ハッピーが促した方向には……。

 グレイ「や…やぁエルザ…俺達、今日も仲…良く…やってる…ぜぃ」

 ナツ「あ゛い゛…。」

 ルーシィ「ナツがハッピーみたいになった!!!」

 何!?何がどうなってるの!!?
 そう思っていたらミラさんが……。

 ミラ「ナツは昔、エルザにケンカを挑んでボコボコにされちゃったの。」

 ルーシィ「あのナツが!?」

 信じられない!!それとミラさん絵下手なんですね。

 ミラ「グレイは裸で歩いているところを見つかってボコボコ、ロキはエルザを口説こうとして半殺し。」

 ルーシィ「あらら……。」

 二人とも哀れ…。と思っていたら。

 ?1「なんだなんだ〜。このギルドの暗い雰囲気は?」

 ?2「なぁ、ハル。あの大きな角のようなものなんだろうか?」

 また誰かギルドに入ってきた。そしたら皆の雰囲気が一気に明るくなった。

 「おい、もしかして!」
 「あいつも帰ってきたのか!?」
 「帰ってきた救世主!!」

 私もギルドの入り口のところを見ると……。

 ?1「よう、ただいま。」

 銀髪で剣をしょってる人が居た。

-18-
<< 前のページへ 次のページへ >> ここまでで読み終える




DVD付き FAIRY TAIL 第26巻 特装版 (少年マガジンコミックス)
新品 \0
中古 \2689
(参考価格:\1980)