小説『ハイスクールD×D改』
作者:ダーク・シリウス()

しおりをはさむ/はずす ここまでで読み終える << 前のページへ 次のページへ >>

『バイバ〜イ!』



僕の名前は兵藤一誠、皆からは『イッセー』って呼ばれている。今日は友達と遊んでいたら何時の間にか夕方に成っていて帰る時間にだから友達と別れて帰った



一誠 「ふん、ふん、ふ〜ん♪」



鼻歌をしながら帰って、夕飯の献立を考える。今日は『早く帰るから』ってお父さん達が



言っていたから今頃、家に居るんだろうなぁ、何時もお父さんとお母さんは仕事で家に居ないから



一人で作って食べないといけなかったけど、今日は久し振りにお父さん達と食べると思うと嬉しいな



・・・そう言えば僕が作る料理をお母さんが食べると『また息子に負けた』って



ショックするんだよね、そんなお母さんを見てお父さんは苦笑するけど何で?っと、僕がそう思って



いたら家が見えてきた



タッタッタッ!



僕は家まで走り玄関に辿り着くと



ガチャッ!



一誠 「ただいまぁ!」



と、帰ってきた事を知らせてお父さん達が居ると思うリビングに向かう


『ん?』


だけど、お父さん達じゃなくて其処に居たのはーーー背中に烏の様な翼を生やした一人の女の人と



蝙蝠の様な翼を生やした二人の男の人達だった



「何だ。子供か」



「どうでも良いな、また殺す事が出来るからさぁあっはっはっ!」



「違うだろうヴァン、俺達は((神器|セイクリッド・ギア))の所有者を探して見つけたら



拉致するか((神器|セイクリッド・ギア))を抜き取る事だぞ」



烏の翼を持った一人の女性、ヴァンは笑いながら言葉を口にした



ヴァン 「いいじゃねぇか、シャーリ。((神器|セイクリッド・ギア))を抜かれた奴は

     死んでしまうし持っていなかったら口封じに殺すのだからさぁ、あっはっはっはっ!」



『はぁ、全く』



女の人の言葉を聞いて二人の男の人は呆れているけど、僕はこの人達が一体何の事を言っているのか



解らない。それより、お父さんとお母さんは一体何処にーーーっ!?



そう思って一誠はリビングを見渡すと三人の傍に血濡れた状態で床に横たわっている



両親の姿を視界に入った。



一誠 「ーーーお父さん?お母さん?」



フラフラと近づき身体を揺らすが返事をしてくれなかった。



「・・・・・一つ教えよう、お前の両親を殺したのはーーー俺達だ」



一誠 「っ!?」



突然、男の人が『お父さん達を殺したのは自分達だ』といった。僕はそれを聞いて驚愕、唖然、そして、


ショックを受けた。こいつらが僕のお父さん達を殺した?



「さてと、シャーリ」



ヴァン 「おい、シャガ。このガキも?」



シャガ 「ああ、念には念をだ。」



シャーリ 「はいはい、全く面倒だなぁ・・・」



そう言いながらも僕に近づいてくる背中に蝙蝠の翼を生やした男の人、でも、僕には関係なかった。



お父さん達を殺したこいつらがーーー憎い



オオオオオオッ・・・・・・・



突如、一誠からドス黒いオーラが発生した。その光景を見て三人はーーー恐怖を感じた

『こいつは危険だ』と



ヴァン 「−−−殺すか?」



シャガ 「・・・シャーリ」



シャーリ 「ーーー確認した。((神器|セイクリッド・ギア))を所有している、三つをな」



シャガ、ヴァン 『な、何!?』



二人はシャーリから発せられた言葉に驚愕した刹那、一誠からドス黒いオーラが雲を突き抜け天空に伸びる程

の光り輝く光の柱が生まれた次の瞬間

カッ!


『っ!?』


ドッガアアアアアアアアアアンッ!!!


大規模な大爆発が一誠を中心で起こった結果、一誠の家は火事に成り近所に住む住人達は慌てて


携帯や電話で何処かに連絡した。数分後、消防が駆けつけ数時間駆けて火を消し止め全焼して全壊に


成った家の中を捜索すると、何故か火傷一つも無い一誠の両親の死体を発見した。


しかし、一誠だけ発見できずに警察は行方を追うが見つからなかった。警察は行方不明として


捜索を中断した。そして、一誠とは言うと


一誠 「ん・・・・・こ・・こ・・は・・・?」


万華鏡の中を覗いた様な不思議な空間の中に居た

-1-
<< 前のページへ 次のページへ >> ここまでで読み終える




ハイスクールD×D 15 限定版 陽だまりのダークナイト
新品 \4725
中古 \
(参考価格:\4725)