小説『ショート・ショートストーリー。』
作者:buburo()

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?12月24日?

「う?。寒い、寒い。」

さっさと帰ってテレビでも見よう。12月24日、ほとんどの若いカップルは、楽しく外を

ぶらぶら歩いてるだろうが、俺は違う。

家に着いたら、

大好きな「探偵!、ナイトニュース!。」を見たりしないといけないし。

自販機で120円コーヒーでも買って帰ろう。

ごそごそ。

あれー?、110円しかないなー?。

10円足りない・・・・。

仕方ない。帰ろう。

ガチャガチャ。

あれー?かぎ開かない。

・・・・あっ・・・・!。大家さん、アパートの鍵取り替えるから、今日の昼12時までに

鍵取りに来いって言ってたの忘れてた!。

はあー・・・・。何かついてないなー。



「大家さーん。おーい!。鍵、取りに来たんだけどー!。おーい!。」

「・・・・。」

ちぇ。いないのかなー。

ホントについてねえなー。

「はあ・・・・。家にも入れないし。どうしようかなー。ナイトニュースの時間も終わっちゃったし

・・・・。はあ・・・・。ついてないや。」

ああ・・・・。寒い・・・・。

「ハクシュン!。」

くしゃみまでしちゃったよ。

・・・・って・・・・もう夜明けじゃん。

仕方ない。することないし、100円ショップで食べ物買ってこよう。

110円しかないことだし。

はあー・・・・。

?次に続くかも・・・・。?

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