小説『ショート・ショートストーリー。』
作者:buburo()

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?12月25日?

「ふうー・・・・。」

やっと、新しい鍵もらえたよ。でも、もう夜の10時だ・・・・。

ガチャ。

久しぶりに家に入った気がするなー。昨日は100円ショップ行った後、公園とか行ったりしてぶらついてた

し。

「よっこらしょっと。」

ドス。

ああー。やっと座れたー。

テレビも付けてっと。

ピッ。

「今夜も始まりました!。エンチャの神様!。」

何だよー。テレビの音量デカ!。

それにしても田舎帰りてえなー。

結局、ミュージシャンになるって出てきたけど、サラリーマンになったし。

あっ、のど渇いたし、店行こ。

ガチャガチャ。

鍵も閉めたし。昨日みたいなことにはならない。安心して店に行ける。

タンタン。

タンタン。

ガララララ。

「おー。いらっしゃい!。弥勒!。」

「久しぶり、店主。ビールちょうだい。」

「あいよ!。」

ここのビールはなんかうまいんだよなー。

店主も変わってないし。

「弥勒、あいかわらず元気ねえなー。」

「分かるかい?。最近、いい事無くてね・・・・。」

「へへっ!。まあ、ビール飲んで元気だせ!。」

ドン!。

「ありがとう・・・・。」

ゴギュ。

ゴキュ。

「ぷはー!。」

うめえー!。

「どうだ!?。うめえだろ?。家の自家製ビールだからな!。」

へー、そうだったんだ。

「それにしても、今日、クリスマスだなー。」

「おう。そうだな・・・・。」

何か、男二人って・・・・悲し!。

?次回に続く!?。?



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