小説『遊戯王GX ペテン師の物語』
作者:berufu()

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キングクリムゾン!!

試験会場にて自分の番を待っています。
『マスター。何か話そうよ!』
横がうるさいですね。
無言で隣を睨んでみる。
『マスター無言で睨まないで!怖いから。』
「うるさい。ウィンダ。」
こいつは私の精霊兼抱き枕のウィンダ
もう一人いるんですが。今里帰り中です。

『相手しt「受験番号44番上がってください。」
私の番ですね。ちなみに筆記試験は答えを出す者(アンサートーカー)を使いました。
何か文句でもありますか?受験番号はわざとですよ。文句でも?

「残念でしたね。あとで相手してあげますから。」
ウィンダの頭を撫でながら言った。
『言質とったわよ。』

私は移動するためにさっさと歩く。
『置いてくなー。』

降りると、スーツにサングラスの試験官が立っていた。

「君が受験番号44番かな?」

「そうです。よろしくお願いします。」
礼儀は大切だ。相手を油断させるには…

「礼儀がいいな。では、実技試験を始める。」

「「デュエル!!」」

デュエルディスクを起動させる。これは家にあった。

「先攻はもらうよ。」
「ドロー。私はデーモンソルジャーを召喚する。デーモンソルジャーにデーモンの斧を装備させる。そして、永続魔法凡骨の意地を発動。リバースカードを一枚伏せてターンエンド(リバースカードはミラーフォース。44番には悪いが私の勝ちだな)。」

手札が死んでますね。

手札
堕天使スペルビア
堕天使スペルビア
堕天使ゼラート
アテナ
手札抹殺

手札抹殺があるだけましですかね。

えっ?なぜウィンダがいるのにガスタデッキを使わないって?あれはシンクロデッキだからです。面倒事はごめんです。

「ドロー。強欲な壷発動。二枚ドロー。手札抹殺発動。手札を捨て、その枚数分ドローします。」

「手札事故かい?」
五月蝿いですね。

「ドロー。」
あっ死んだ…相手がですが。

「サイクロンリバースカードを破壊。」

「くっ。」

破壊したカードはミラフォですか。本当に思います。ミラフォ仕事しろ。

「神の居城ヴァルハラを発動。ヴァルハラ効果発動。手札のアテナを特殊召喚。手札から死者蘇生を発動。墓地の堕天使スペルビアを特殊召喚します。アテナ効果800ダメージを相手に与えます。特殊召喚した堕天使スペルビア効果により墓地のアテナを特殊召喚。またはじめにいたアテナ効果800ダメージを相手に与えます。アテナ効果、堕天使スペルビアをリリースして墓地の堕天使スペルビアを特殊召喚。またアテナ効果800ダメージ相手に与えます。二体いるので1600ダメージ。堕天使スペルビア効果で堕天使ゼラートを特殊召喚。またアテナ効果1600ダメージで終了です。ありがとうございました。」

「えっ!」

顔をひきつらせながら試験官が歩いて来る。
「できれば先程のような勝ち方はやめてほしい。」

しかし無視して、歩いて行く。
『マスター。相手がかわいそうだよ。』

「一応あれは天使ビートデッキです。あれはまぐれですよ。」
これは本当です。アテナは二枚しか入れてませんし。

駅に歩いて行く。

こちらに走ってくる人と目が合う。

「うわ〜。遅刻だ、急げ〜!」
あれがこの世界の主人公てすか。

まっ関係有りませんね。


◆◇◆◇◆◇
数日後

届きました。
ん?レッドですか…
なるほど職権乱用が多い世界です。あの試験官のせいですね。
社会的抹殺してあげましょうか?

『ストップ!マスター!それはだめ!!』

「どうしたんですか?」
『社会的抹殺ってどうするの!?』
ニッコリ笑顔で
「そりゃもちろん、まず借金まみれにして、冤罪をきせt『やめて下さい!笑顔でも目が笑ってません!』

「しょうがない、ウィンダに免じて許してあげますか。」

そのあともウィンダがなにか言っていたが、無視して自分のサイトを開き、オークションを始める。

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