小説『さよなら、最愛の人』
作者:ツバメ()

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プロローグ




   すべては僕のせいだった。

   彼女は自分の意志を貫く正義感の強い女性だった。


   それなのに、僕は取り返しのつかないことをしてしまった。

   ただただ深く愛していただけだったのに。


   僕は彼女に謝ることすらできない。

   もっとこの世界で同じ風景を見ていたかったのに、君はあまりにも早く逝ってしまった――――――




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