小説『注 男が多いがこれはISである』
作者:夜狩()

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プロローグ〜転生〜

突然だが俺、千影翔馬は死んだ。
俺は最初何が何だか分からなかった。
気がつけば真っ白い空間にいた。
何も無い、ただただ白い空間。存在しているのは俺だけ。
そこにいかにも神です。的なオーラを放っているじぃさんが現れた。
「やっと目覚めたか」
なんなんだここ?ていうか・・・誰?
「儂は神じゃが?」
「は?」
つーか、今俺心読まれた!?
「神なら基本技能じゃよ」
ま、またよまれ!?・・・だめだ。きりがない。
「さて、まだお主の質問に答えておらんかったのぅ。此処は天国じゃ。」
へ!?天国ってこんな殺風景な場所なの?もっとお花畑的なとこかと・・・
「悪かったのぅ、殺風景で。・・・で、そろそろ本題なんじゃが・・・」
「俺、死んだんだろ?」
「そうじゃ、お主物分かりがいいのう。」
けど・・・・
「俺、何で死んだんだっけ?」
「なんじゃ、お主覚えておらんのか?・・・お主は「待て、思い出したぞ!」そうか。」
「確か、近くのスーパーに行こうとして・・・そうだ!車に轢かれ・・・そうになったけど掠っただけだった筈・・・・あぁ、そうだ。轢かれかけたときによけたらバナナの皮が・・そして俺はそれを踏んで滑って転び、後ろにあった岩に頭ぶつけて・・・・・・かっこ悪ぅ・・でも、それが?」
「うむ、そのズッコケ死についてなんじゃが・・」
ズッコケ死て^^;・・・
「こちら側の手違いなんじゃ。本当にすまなんだ。」
「はぁ!?」
「じゃから、お詫びといっては何じゃが・・・お主を転生させる。」
「う、うん。いや別にいいんだけど・・・どこに転生させるの?」
きっと今の俺の目はキラッキラしていることだろう
「うむ、基本的にはどこでもいいぞ。」
「じゃあさぁ、ISのせかいは?」
「べつに構わんぞ。」
「じゃぁISの世界で。」
「うむ、了解した。さて、チートの方はどうする?」
「は?ちーと?なにそれおいしいの?」
「はぁ・・・お主ならチートぐらい知っておろうが。」
「まぁね、そりゃチートぐらいは知ってるよ。でも、急に言われても・・・「なら、儂が勝手に決めるぞ」やめてくれ。ここまでテンプレ通りだと嫌な予感しかしない。」
「それならお主が自分で決めんとなぁ」
「う〜〜ん・・・まず、男でISが使える。んで、<<スペルカード>><<身体情報の書き換え>><<聖母の慈悲>><<材質変換>><<幸運SS>>ぐらいかな。」
「スペルカードが弾幕を使えるようになる。身体情報の書き換えや幸運SSは文字通りじゃな。そして、聖母の慈悲が命にかかわる一撃を防ぐ。最後に、触れているものを任意で好きな材質に変えることができ、形状変換もできるが、生命体には無効、というのが材質変換じゃったな。」
「あぁ、だいたいそんなもんだろ。」
「では、最後にひとつ。今からお主がいくのはISの世界であってISの世界ではない。そこのところ履き違えるでないぞ。」
「わかってる。俺というイレギュラーが介入することで原作もイレギュラーな物になる。かもなんだよな?」
「そうじゃ。まぁお主ならそんなに心配いらんじゃろ。」
「神様に信用してもらえるとは光栄なこって。」
「また心にもないことを。・・・まぁなんにせよそろそろ出発の時間じゃ。逝ってこい!」
「え?ちょ、うわぁぁぁ〜〜!?」
そして俺はおちていった。______

-3-
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