〜第二話〜 「くそっ、ここどこだよ。」俺は今暗い森の中に居た 「転生とか言ってたよな、猛獣とかに襲われたら死んじまうじゃねえか!強い力とかも使い方分かんねぇし。」ガサッ 「っ!なんだ!」俺は音がした草むらを向いた、するとそこには涎を垂らした狼のような生物が居た やべぇ!このままだったら死ぬ!逃げねぇと そう思った俺は走って逃げた、しかし狼のような生物も追いかけてくる!距離もドンドン縮まっていってしまう、カツッ ドサッ 俺は足元の石に引っかかり転けてしまった!もう絶体絶命だというのは誰がみても分かる 「くそっ、死にたくねぇ、死にたくねぇんだ。だからお前が死ね!」俺は精一杯の力を振り絞って狼を殴った!すると今まで居たはずの狼は存在自体がなくなったかのように消え去った 「なにがおきたんだ?これが俺の力?」そんな俺の問いに誰かが答えてくれるはずもなくその場で放心していたがもう疲れきった俺はその場で倒れ気を失った